色々と試してみておもしろかったのだけれど、この記事のために一日かけて卵を食べまくったので、しばらく卵を見たくなくなった。まだ大量にゆで卵が残っているので、冷蔵庫を開けるのが怖い。
作り方はジップロックなどにゆで卵とめんつゆを入れて、冷蔵庫で数時間ほど放置するだけ。
これだけでラーメン屋の煮玉子のような味が再現できる。ちなみに僕は黄身がカチカチに硬いやつが好きだ。
ゆで卵+めんつゆで簡単に煮玉子を作ることができる。最近よく家でこの煮玉子を作っているのだけど、ふとしたときに「他のタレや汁につけても美味いんじゃないだろうか?」と思った。
僕の中では「煮玉子=醤油やみりんで漬けたもの」という固定概念があるので、他の味付けで試したことがなかった。なので実は他のタレの方が美味い可能性がある。「焼き肉のタレで作った煮玉子」とか絶対に美味い自信がある。食べる前からわかる。だって焼き肉のタレは最高だから。
僕の中では「煮玉子=醤油やみりんで漬けたもの」という固定概念があるので、他の味付けで試したことがなかった。なので実は他のタレの方が美味い可能性がある。「焼き肉のタレで作った煮玉子」とか絶対に美味い自信がある。食べる前からわかる。だって焼き肉のタレは最高だから。
ということで「煮玉子の味付けに合いそうなもの」を選んで色々と試してみることにした
【用意したもの一覧】
・マヨネーズ
・ソース
・焼肉のタレ
・うなぎのタレ
・シーザーサラダドレッシング
・ゴマダレ
・ミートソース
・デミグラスソース
・角煮のタレ
・天丼のタレ
・つぶあん
・大学芋のタレ
・カニ玉
・エビチリ
・チャーハンの素
・カレー
・味噌
・カルピスの素
・ごま油
・ホットケーキシロップ
・デザートホイップ
・角煮のタレ
・マヨネーズ
・ソース
・焼肉のタレ
・うなぎのタレ
・シーザーサラダドレッシング
・ゴマダレ
・ミートソース
・デミグラスソース
・角煮のタレ
・天丼のタレ
・つぶあん
・大学芋のタレ
・カニ玉
・エビチリ
・チャーハンの素
・カレー
・味噌
・カルピスの素
・ごま油
・ホットケーキシロップ
・デザートホイップ
・角煮のタレ
キムチやうなぎのタレなどは絶対に美味い自信がある。
これらは卵を使う系の料理の素。卵との相性は確実にいいはずだ。
つぶあんやメープルシロップなどの甘い系も試してみる。完全にチャレンジ枠だ。ホットケーキにしろショートケーキにしろスポンジには卵が使用されているので、理論的には合うはずだ。
「濃いタレ」を想像したときになぜか最初にカルピスの原液が思いついた。卵と合わせても不味いと思うのだが、思いついてしまったのでやってみることにした。
タレとなるものが薄味だと卵が無味になってしまうので、なるべく濃い味のものを選ぶことにした。うなぎのタレ、キムチ、角煮のタレなどは確実に美味くなるはずだ。
メープルシロップやつぶあんなど甘いものも一応選んでみたが、食べるのに勇気がいる。一つでもいいから当たりが出て欲しい。こういう系の記事を書くと毎回思うのだが、なぜやる前はまずくなりかねないものを試すのも楽しみなのだろうか。未来の自分を過信しすぎていると思う。
メープルシロップやつぶあんなど甘いものも一応選んでみたが、食べるのに勇気がいる。一つでもいいから当たりが出て欲しい。こういう系の記事を書くと毎回思うのだが、なぜやる前はまずくなりかねないものを試すのも楽しみなのだろうか。未来の自分を過信しすぎていると思う。
色々な煮玉子を作るに当たって自宅で大量にゆで卵を作った。コメダ珈琲でアルバイトをしていたことがあるので、早朝に一人でモーニングのゆで卵を大量に作っていたときのことを思い出した。
ゆで卵を丼に入れると「米粒が巨大化した!!」みたいな錯覚した感じになると思って興奮して写真を撮った。今見たら全然そんなことなかった。ただの卵だ。Twitterに投稿しても2イイねくらいだと思う。
基本的に今日やるのは、ジップロックにゆで卵とタレを入れて放置して、それを食べるだけである。
20個近くの煮玉子を試してみたのを一気に紹介していきたい。「人に薦められるレベルに美味しい」「予想より遥かに良かったもの」「予想を下回ったもの」「やらない方がいい」という4つに分類して載せていこうと思う。
余談だが、煮玉子にするタレや汁をスーパーで選んでいるときに、色々と迷いすぎて「おでんの汁に入れたら美味いんじゃないか…?」と思いおでんの素を買った。家に帰って冷静になったときに「おでんに卵って普通だ」という当たり前のことに気づいた。
人に薦められるレベルに美味しい
【焼き肉のタレ】まちがいなく美味しい。味が少し塩辛いのでご飯との相性も良さそう。焼き肉のタレって本当に万能。
【チャーハンの素】味がしっかり染みていてとにかく濃い。ジャンキーの味。
チャーハンの素は水に溶かしてそれを卵につけるようにして使った。
【味噌】味噌の味がしっかり卵に染み付いていて、ぬか漬けのような感じになる。朝、お新香みたいに薄切りにして出てきたら嬉しい。白飯にも合う。
【角煮のタレ】これは文句なしに美味い。角煮のタレの油のせいなのか、白身の食感がぶよぶよしていておもしろい。他の煮玉子と比べても抜群に黄身との相性が良い。よくよく考えたら角煮に卵って入ってるもんな…というこれまた当たり前のことに気づいた。
【マヨネーズ】予想どおりの味だが美味い。しかし漬けてあることによっても白身に味が浸透していて、白身全体にまんべんなく酸味がする。ただやっぱり予想どおりの味ではある。
【天丼のタレ】ご飯にかけるよりはタレの甘みが少なくなるが、これはこれで美味しい。しっかり味が白身についているので、このまま天ぷらにして揚げたら美味そう。天丼のタレの影響なのか、白身が通常の卵より柔らかくなっていた。不思議。
【ブルドックソース】甘辛な感じ。駄菓子屋で食べたソースせんべいを思い出すような懐かしい感覚になる。ソース自体がドロッとしているからなのか、白身の食感が固くなっていた。
焼き肉のタレ、天丼のタレあたりは予想通りに美味しかったのだけれど、味噌やソースが想像以上に美味しかった。特に味噌漬けの煮玉子は、家庭に浸透していても良いレベルに美味い。
あとタレによって白身の食感が変わるのはおもしろいと思った。当たり前と言えば当たり前なのだけれど、やってみないと気づかないことだ。
あとタレによって白身の食感が変わるのはおもしろいと思った。当たり前と言えば当たり前なのだけれど、やってみないと気づかないことだ。
予想より遥かに良かったもの
【カルピス原液】ジップロックを開けたときに卵とカルピスが混ざって生臭くて「あ、これ食べたら吐くやつだ」と思った。しかし食べてみるとおもしろい。ほのかに甘い卵になっていて不思議。食べたときに思わず笑ってしまった。食感もつるつるになっていて、食べれば食べるほど謎が深まる。
【エビチリの素】食感がプリッとしているので、一瞬だけ脳がエビ食べていると錯覚する。中華風卵。
【メープルシロップ】メープル風味のお菓子のような感じになる。ディズニーランドで食べるキャラメルポップコーンを思い出す。ブルドックソースと同じでメープルシロップもドロッとしているので白身が固くなる。
【あんこ】予想よりは遥かに合う。感覚的にはおはぎが近いかもしれない。卵の甘みとあんこの甘みが合っている。ただ「卵にあんこをのせた」以上でも以下でもない。あくまで「予想よりは良い」という感じ。03_040
カルピスやメープルシロップなどの甘い系が、予想を上回って美味しかった。なによりもカルピスが美味しい。食感と言い味と言い、食べれば食べるほど不思議な味でおもしろかった。食べないとわからないので一回試してみてほしい。
あんこにつけた卵をジップロックに入れたら「闇の炎に抱かれし卵」みたいになって中二心をくすぐられた。
予想を下回ったもの
【カレー】がっつりカレーの味がすると思ったが、そうでもなかった。「カレー風味」という言葉がぴったりで、うっすらカレーの味がする程度。
【うなぎのタレ】もちろん美味しいのだけれど、めんつゆで作るのとそれほど差がなかった。原料がみりんや醤油など共通しているものが多いのであまり変わらなかったのかもしれない。
【デミグラスソース】「デミグラスソースをかけた卵」以外の何者でもなかった。ただかけただけと同じ味。
【ミートソース】味はもちろん美味しい。ただしデミグラスソースと同じで、あくまでミートソースをかけただけの味。
【キムチ】味がとにかく薄い。キムチの酸味の部分だけが白身に染み付いてる感じ。「キムチ+卵は絶対に美味くなる!」と僕の中での自信があっただけにガッカリ感が大きかった。
キムチやデミグラスソースなどはまずいわけではないのだけれど、期待していたよりも遥かにイマイチだった。わかったのはカレーやミートソースなどは粒度が大きいので、白身に味が浸透しにくかったということだ。やはり煮玉子を作るなら完璧にソース状になっているサラサラしたものが良いようだ。
やらない方がいい
【ゴマ油】匂いと見た目は最高に良かった。そして口に入れたコンマ0.1秒だけ風味が広がり「あ!美味い!!」と思わせてくるのだが、次の瞬間には無味無臭になる。砂漠で蜃気楼を見つけたときの感覚に近いのかもしれない。
【デザートホイップ】油っぽいしとにかくまずい。純白のべーるに包まれた悪魔。
ゴマ油は期待させるだけさせておいて、口に入れた瞬間に崖から叩き落とされる感覚だった。デザートホイップは混ぜないでやったから最低の味だったけど、クリームにしたらまた違う味になったのかもしれない。ただ僕はもう二度とやりたくないので、クリームと卵が相性良いのかは永遠の謎である。
【わかったこと】
・基本的にはまずくはならない
・カレーなどの粒度が高いもは白身に馴染みにくいのでイマイチ
・甘い系が予想よりは遥かに合う
・タレや汁によって白身の固さが変わっておもしろい
・基本的にはまずくはならない
・カレーなどの粒度が高いもは白身に馴染みにくいのでイマイチ
・甘い系が予想よりは遥かに合う
・タレや汁によって白身の固さが変わっておもしろい
基本的に味の濃いもので作っているので、冷蔵庫で匂いが喧嘩しあっている。キムチやカレーなどが一堂に会していて、僕の冷蔵庫では異臭のオールスター戦が繰り広げられている。