特集 2018年8月31日
 

新幹線から見える野立て看板の数を数えた

新幹線の窓から見える野立て看板。はたして「727」はどれぐらいあるのか。
新幹線の窓から見える野立て看板。はたして「727」はどれぐらいあるのか。
東海道新幹線利用者なら「車窓からよく『727』の看板見えるよね」に頷いてくれることと思う。いわゆる野立て看板だ。

「727」は化粧品の製造販売の会社だというが、新幹線乗客に向けてアピールすることにどれぐらいの広告効果があるのだろうか。

とか、そういうことは置いといて、東京から大阪までの野立て看板の数をとにかく数えてみました。
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。

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野立て看板のある風景、いいよね

ぼくがまだ会社員で、しょっちゅう大阪に行っていた2007年。実はその年に一度同じことをやっている(→「東海道・野立て看板鑑賞」)。

あれから11年。東海道新幹線車窓の野立て看板風景はどう変わっただろうか。当時と同じ海側、つまり東京から大阪に向かって左側の窓から鑑賞した。

結論から言うと、野立て看板の数は減った。合計46基。内訳は最後にお見せする。ただ、看板娘である(野立て看板だけに)「727」の勢いは健在であった。

ともあれまずは、今回見た全野立て看板の中から良い風情のものをいくつかご覧いただこう。
田園風景に鮮やかな「727」の朱。麗しい。背後の山並みとのコントラストがいい。
田園風景に鮮やかな「727」の朱。麗しい。背後の山並みとのコントラストがいい。
新幹線から見えるから存在している、という情報がなければかなり唐突な風景だ。いい。
新幹線から見えるから存在している、という情報がなければかなり唐突な風景だ。いい。
遠くに見える住宅群と鉄塔。真っ平らな緑色の中にぽつんと「ローズテクニー」。すてき。
遠くに見える住宅群と鉄塔。真っ平らな緑色の中にぽつんと「ローズテクニー」。すてき。
そしてトップの扉画像に選んだこちら。ちょっとした谷戸に、鉄塔と並んで立つ三兄弟は東海道新幹線車窓のハイライトだ。
そしてトップの扉画像に選んだこちら。ちょっとした谷戸に、鉄塔と並んで立つ三兄弟は東海道新幹線車窓のハイライトだ。
上の風景はほんとうにいい。「あっ!」って小さく声を出して夢中で撮った。「最もキュートな野立て看板風景」の暫定ナンバー1だ。

あとで気がついたのだが、2007年に書いた記事の冒頭もここの写真を選んでいた。
前回記事の写真。11年前の様子。
前回記事の写真。11年前の様子。
比べてみたら、数が増えている。2007年には「727」がひとつだけだった。

ここだけ見ると野立て看板は増殖しているかのように思えるが、前述の通り、全体では減っている。これについてはのちほど。

さあ来い、野立て看板

さて、東京から大阪までの2時間半、ずっと窓の外を見やり、いつでもシャッターが切れるようにカメラを構えていた。
さあ来い、野立て看板。
さあ来い、野立て看板。
ZOZOスーツがどうにかなったようなシャツで挑んだ某日。期待と「撮り逃してはならない」という緊張があった。

が、なかなか野立て看板が現れない。
当然のことながら、東京近郊には「野」がない。
当然のことながら、東京近郊には「野」がない。
あまりに野立たない(野立て看板がない、の意)ので、はやくも飽きてきた。
あまりに野立たない(野立て看板がない、の意)ので、はやくも飽きてきた。
そうだったそうだった、11年前もこんなだった、と思い出した。新幹線によく乗っているとなんとなく「そこらじゅう野立て看板だらけ」のような印象を持つが、いざ実際待ち構えるとなかなか野立たないのだ。

そして、何事もそうだが、気が緩んだ頃が一番危ない。
不意打ちのように表れた。慌ててシャッターを切った。
不意打ちのように表れた。慌ててシャッターを切った。
拡大図。これが記念すべき「東京に一番近い東海道新幹線野立て看板」。ローズテクニーが一番乗り。
拡大図。これが記念すべき「東京に一番近い東海道新幹線野立て看板」。ローズテクニーが一番乗り。
場所はここ。Googlemapでもちゃんと3Dで立ち上がっている。すごいなGooglemap。11年前はこんな風に確かめることはできなかった。

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