ラッコってそれ、メニューですか
大阪、福島区にある居酒屋の店先にはり出されていた看板。おなじみの海産物のお品書きが毛筆で書かれています。えび、うに、ほたてがい、と海のつく難しい漢字もふりがなが書いてあるので大丈夫。ほや、おご、たつのおとしご、らっこ……らっこ?!
あざらし、なら北海道のどこかで食べられそうな感じがしますが、ビーバーって……。思わずお皿に乗った超珍味、ビーバーの佃煮なんて想像してしまいドキドキします(ビーバーステーキだと悲しいので、原形がわからない佃煮と書いてみました)。
しかしこれ、えびとかなまことかの定番食材の中に、珍しい品が混じっているけれど、どう見てもメニューですよね。もしかして、本当にラッコやビーバーが食べられるのでしょうか!?
思いきってお店の方に、これはメニューですか?と訪ねてみたところ、「メニューじゃないけど、海にちなんだ漢字を書いて、宣伝になれば」と、にこやかに答えてくださいました。
もしもラッコが食えたなら
はい、食べますよ。食べる気満々でしたが、メニューじゃないとわかって、残念なような、ほっとしたような……。
福島区、聖天通り商店街の中にある「海辺の茶屋 しづき」。
笑顔の店主さんがお待ちしています。
|