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コネタ


コネタ030
 
アルマジロのお腹は気持ちいい
丸まるのはミツオビアルマジロさん。
お腹は触らせてくれません。

『究極の触り心地を求めて』

食べ物、アロマ、絵画、音楽等、五感の唯一を極めたモノは多い。
しかし触覚についてはどうだ。触り心地のいいナントカなら数あれど、「ただ感触だ
けがいいもの」ってそうはない。

なんてことを飼っているスカンクの肉球を触りながら考えていた。ぷにぷにこりこり
ぷくぷくと、べらぼうに感触がいいのだ。これと同じ感触のものをマウスの横に置い
ておいたら10分に1度はお触り休憩をしてしまいそうだ。

しかしお腹全部がえも言われぬ感触の動物がいると耳にした。
アルマジロだ。
あのゴツゴツした体の下、お腹にそんな秘密が隠れされていたとは。
早速海を渡ってエキゾチックアニマルが集まる店に行ってみた。

佐倉美穂



おでむかえのケープペンギンさん。
暖かいまなざしで客を待つ。
くにゃくにゃくにゃのフェレットさん。
踏まれても気にしないおおらかな寝相。

いざ店内へ

ありえない。ここはペットショップじゃない。
迎えてくれた動物の種類がものすごいことになっている。
ワラビー、ゾウガメ、ペンギン、マングース、でかいサル、見た事もない黒い毛むく
じゃらはビントロングだ。

ものすごく魅了されてしまうが、いかんいかん、目的はあくまでアルマジロ。さあ、
その秘蔵のお腹を触らせなさい。

 

その感触は

店内の床にでかい水槽。隅っこにかたまって、私を待っていたね、アルマジロたち。
店員さんに抱かせてもらうと、こ、これは・・・。

つきたてのお餅を冷たくしたような、柔らかいアイスノンのような、ハリと柔らかさ
を備えた二の腕のような・・・。つまり、女性の胸のような感触だ。
特に脇のあたりが期待を裏切らないぷよぷよ、ぽちゃぽちゃっぷり。
肌が離れられないとはこういうことを言うのだろうか(いや違う)。

耳の大きなフェネックギツネさん。
まだ生後3ヶ月のピチピチベイビー。
ムオビアルマジロさんのお腹。
ずっとたぷたぷと触っていたい。
豹柄がワイルドなベンガルさん。
しなやかな肢体は手放せなくなります。



ずっと触っていたい。正直、飼いたい・・・。しかしアルマジロの飼育は難しいのだ。
ここは涙を飲んで諦めることとし、家のスカンクでも触ることにします。

取材協力
インナー・シティ・ズー ノア
045-778-1234
横浜市金沢区白帆4-3
(横浜ベイサイドマリーナ)

ハリネズミの仲間、ヒメハリテンレックさん。
頬擦りは、遠慮しておきたいです。
眼光鋭いミーアキャットさん。
ふさふさ具合もなかなかイイ。
見返り美人のフクロギツネさん。
ふつうに喋り出しそうです。
もの言いたげなミニブタさん。
多分ごはんが欲しいのでしょう。
ハブの天敵で有名なマングースさん。
こんな姿だったのね。
 

 

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