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コネタ


コネタ061
 
あそこに、本場のミラノ風ドリアを食べに行く

きっとみなさんも
お世話になっているのではないでしょうか
サイゼリヤ。

安いうえに美味しく
そのうえヘルシーでおなじみのサイゼリヤ。
僕もいつも大変お世話になっております。

そのサイゼリヤのメニューの中でも
とくに僕が好きなものといえばやはり、
なんと290円という安さで食べることができる
ミラノ風ドリア

大好きです。
もうかなり食べまくっております。
そこで今回は、
僕も生粋のサイゼリストとして
どうしても本場のミラノ風ドリアが
食べたくなってしまったので、

全国のサイゼリヤの総本山
千葉県八幡にあるというサイゼリヤの1号店に行って
本場のミラノ風ドリアを食べに行ってしまいたいと思います!

ヨシダプロ

サイゼリヤの
ミラノ風ドリアの食べすぎで、
最近では
その人となりまでも
すっかりミラノ風になってしまったヨシダさん。

一刻も早く
本場のミラノ風ドリアを
食べたい!!
という思いから
さっそくやってきました
千葉県は八幡の街。

この街に
本場のミラノ風ドリアを食べることができる
サイゼリヤの1号店があるのです。
この街から
サイゼリヤ
そしてミラノ風ドリアは
生まれ旅立っていったのであります。


その思いが
僕をあまりにも支配していたせいか
いつしかこの八幡の街も
ミラノっぽい街並みに見えてきました。

この石畳。
かなりミラノです。

今の僕の頭の中は
このおなじみの
サイゼリヤエンブレムの
黄緑と赤と白の
トリコロールで染まっております。
ただそれだけを目指して
僕は今歩みを進めております。



待ってろよ、サイゼリヤ1号店…

待ってろよ、本場のミラノ風ドリア…



でもその僕の思いとは裏腹に、
何度かドラクエのように
街の人にいろいろ聞いたりはしてみたのですが、
なかなか目的の場所には
たどり着くことができなかったのでした。


「ど、どこだ
 どこだ、サイゼリヤ…

 ホントにこの街でいいのか…
 ホントにココで本場のミラノ風ドリアに会うことができるのか…
 
 そういやあれってホントにミラノ風なのか…
 そういやボロニャ風ピラフっていうのもあったな…
 てことはミラノ風ボロニャっていうのもありえるのか…」



などと
なかなかたどり着けない苛立ちから
ふいに自暴自棄になりかけていた
そのとき、


あ、
ついに見えました!!


あの前方のあそこに見える
あれこそが
サイゼリ…

あ、

腰痛肩こりです。

すいません
見間違えました。
疲れからくるケアレスです。



あ、
すると
あの前方に見えるのは今度こそ
サイゼ…

あ、
住宅情報です。


すいません
見間違えました。
疲れからくるケアレスです。




あ、
すると
あの前方に見えるのは今度こそ
サイ…

あ、
カラープリントです。

すいません
見間違えました
疲れからくるケアレスです。


やばいです。
なんかもう
目にするものすべてが
サイゼリヤに見えてしまうようになってしまいました。
末期症状です。


ない…

ないよ…

ホントにここにあるのか
サイゼリヤ1号館よ…
ミラノ風ドリアよ…



手にするものはすべて幻想だった落胆、
照りつける灼熱の太陽
そして空腹による体力の消耗から
すっかり肩を落とした僕…

うつむきながら
商店街のとある八百屋の前を
通りかかったそのとき…

…ん?

!!

あった!

あったよ!
サイゼリヤ!
サイゼリヤ1号店!


ほらこれです!

これこそが
僕が追い求めていた
サイゼリヤ1号店であります!




そしてなんと
サイゼリヤ1号店
現在は
営業自体はしておらず、

記念館
というか
記念碑として保存されているのでした!

これです!
これこそがサイゼリヤ1号館なのです!

ここから
僕らのサイゼリヤは
全国へと羽ばたいていったのです!

僕らサイゼリストにとっての
約束の地に
いま僕は立っているわけです!

やった!
やったよ!

歴史の始まりの地に立っているという事実に
興奮を隠しきれません。

そして2階にあたる部分にも
ちゃんとおなじみのエンブレムが。

きっとこの場所で
永きに渡り数多くの先人たちが
ミラノ風ドリアに
舌鼓を打っていたことでしょう。

あ、
ネギ。


そうですそして
現在はすっかり
1階部分にあたるお隣の
八百屋さんの一角になってしまっていたのでした!

といういわけで
以上ここが
全国のサイゼリストにとっての
約束の地
サイゼリヤ1号店
だったのでありました!!

よくゴールまでたどり着きました!
おめでとうヨシダさん!!







あれ?

そういえば
ミラノ風ドリアは?

1号店にやっとたどり着いたという
興奮から目が覚めたそのとき、
はじめて
そういやミラノ風ドリアを食べることができなかった
という事実に気がついたヨシダさん。

でもいいんです
あの約束の地に導かれ
そして歴史の証人になったということだけで
サイゼリストとして僕は満足なのです。

というわけで
みなさんもぜひ
お好きなレストランの1号店に
行ってみていただけたらと思います。
かつてない興奮を味わえること必至ですので。

ではまた来週お会いしましょう
さようなら〜



というわけで、結局この日は
  「ザ・どん」でイカたらこ丼を食べました。
  どことなくミラノ風でおいしかったです。


 

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