カロリーコントロールアイス、とは

そもそもお菓子メーカーでアイスクリームも取り扱っている江崎グリコ（ジャイアントコーンもパピコもパナップもアイスの実もグリコだ）が病気などで糖分を控えなければならない人のために開発したものだそう。

砂糖や水飴を使わず、ひとカップで80kcalという低カロリーのアイスなんだそうだ。

ということは、つまりダイエッター的にも夢のアイスクリームなのだ。予想に反する病院の外からのニーズの高まりに答え、病院の外へ販売経路を広げている。

最近順調に体重を増やしつつある私も毎日のアイスをこれに代えればもしかして痩せたりしちゃうかもよ！ ホームページには販売店の一覧が載っていた（「カロリーコントロールアイス」ホームページ ）。おお、うちの近所でも買えるぞ。

それにしても、80kcalというと、普通のアイスクリームの4分の1から3分の1のカロリー。カロリーという概念がなんだか分からなくなる。とはいえグリコが東京医科大学とタッグを組んで開発したというのだから、間違いないだろう。

なんでも「豆腐（液状のもの）を使い、乳製品の使用をできるだけ少なくして作った」（ホームページより）そうだ。液状の豆腐を使ったアイスである。カロリーも気になるが、そんな製法も気になる。

食べてみた

フレーバーも豊富。バニラ、チョコレート、抹茶、カフェオレにラムレーズンまである。とりあえず、バニラとチョコ、ラムレーズンをゲット。

これが液体の豆腐の力か?!と思わせるフワっと感。普通のアイスよりも口当たりがすごく軽い。カップ自体の重量も軽い気がする。 ミルクと卵の濃い味が。しっかり甘い。

レーズンと洋酒のしっかりした風味が高級アイスっぽい。軽めの口当たりはバニラ同様。

ミルクチョコっぽいというか、むかしのホームランバーのチョコ味のような、ちょっと懐かしい味。

試食はクーラーをかけた部屋で高校野球の中継を観ながら行った。あー、やっぱり猛暑にはアイス。夏ってかんじだあ。

高校野球は3回戦、東東京の修徳VS山形の酒田南。東京在住者としては11年ぶりの出場という修徳に頑張ってもらいたいが、今年は春に山形に行っているので酒田南も応援したい。

まあ、そんな具合に白熱の甲子園を眺めながら、3つのアイスをどうなんだろう、どうなんだろうと試食していたら、いつの間にか3つ全部食べ尽くしてしまっていた訳です。これじゃあいつものおやつと変わらない。あわわわわ。

今回はうっかり全部たいらげてしまいましたが、どれもしっかり甘くて食べた！という感じがちゃんとする。ボケーッとしていなければ十分一つで満足できる味わい。私も明日からは一つで我慢します。
発売元の江崎グリコ株式会社さんに聞いてみたところによると、こうして病院の売店から全国に販売が広がるというのは極めて珍しいことだそう。内容は病院で販売されているものと全く同じということです。