私事になるが、最近携帯を替えた。着信音を鳴らすのがいやで、いつもマナーモードで暮らしているのだが、着信しても気付かないことが前より多くなった気がする。
バイブレーターの強弱ってそんなに違うのだろうか。その強さは、機種によってどれほど差が出てくるのだろうか。
アテネの熱い祭典は終わりを迎えたが、こちらでは熱いバイブ決戦の幕が切って落とされようとしていた。
「携帯電話のバイブレーターの強さを比較したい」と一口で言うが、よく考えたらその計測法がなかなか難しいのだった。専門の計測器もないのに、目に見える形で差をあらわすにはどうしたらいいのか。携帯本体を水に沈めてバイブを作動させ、こぼれた水の量を量る?携帯の上に豆腐をおいて、振り幅を計測?
冒頭の写真のように、横一列に並べて進ませる?だが、機種ごとに動作の方向が違う場合もありうる。
さて、どう解釈したらいいのか。
振り幅を見た限りでは、私の新携帯がいちばん距離が伸びたということになるが、ほんとうだろうか。普段はポケットに入れていても気付かないときだってあるのに。このままではドーピングの疑いもありえる。 見た目派手だったFOMA N900iは回転軸の違いがネックになり、この記録にとどまった。唯一、前進法をとったSH-09は、なんだかわからないが一歩及ばず、である。
参加することに意義がある、で締めくくればいいようなものであるが、すべて終わった後、ひとつひとつ膝の上に乗せて検証してみた。
いい記録を残したSH505is、W11K、N900iあたりは、膝の上でも割といい震えを私に伝えてくれた。あとの機種は・・・4年後を期待したい。
まあ、全方向でなく水平方向の揺れしかとらえていないので、今回はこんなところでご容赦いただきたい。