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コネタ


コネタ110
 
ずどん480円

ずどん。

何かが落ちてきたわけではない。正しい表記は「ず丼」。どうやら牛丼、豚丼、牛カレー丼、角煮きのこ丼、焼鶏丼、豚キムチ丼といった一連の丼ご飯のひとつであるようだ。

牛とか豚とか牛カレーとか角煮きのことか焼鶏とか豚キムチとかなら分かるけど、「ず」ってなんなのさ。

食べに行ってきました。

古賀 及子



ず丼、です

この辺が「ず」


丼以外の料理も、「ず」

どのへんが「ず」なのか

一見天丼のようである。というか、天丼だ。一体どの辺が「ず」だというのか。

「ほら、ウナギのことを“う”って言うでしょう。ウナギの入った卵焼きのこと、う巻きって言うように。あれと同じで、商業用語なんです。“ず”はナマズの“ず”」

つまり、ず丼はナマズの天丼のことなのだった。おそらく5万回は同じ事を聞かれているのだろう、ず丼を出している「なまず屋 魚福」のご主人、説明は手慣れたものだ。

ナマズというと、地震を予知するヒゲの魚というイメージで、食べられるもんだとは知らなかった。素直にご主人にそう言うと、もしかしたら知らないうちに食べているかも知れませんよ、とのこと。へ、いつ?!

「今はどうか分かりませんが、アメリカではファーストフードのフィッシュバーガーにナマズを使っているところがあったはずですよ。」

へえ。なんでもナマズって世界に約2,000種類いて、アメリカとかヨーロッパでは割と盛んに食べられているそうだ。


新大久保のなまず屋魚福さん
迫力のナマズに見下ろされながら入店

のれんには何やらあか抜けたキャラが
食べてみた

食べてみると、「ず」はフワフワしていて美味しい白身だった。マックのフィレオフィッシュはあれはあれで好きだけど、それよりも断然上品な感じ。

もともとこちらのお店、 ディナーはなまずのコースも食べられる高級店。ず丼はランチでのみのいわばサービスメニューなんだそう。

店の雰囲気も480円のどんぶりメニューを食べているとは思えない重厚さでした。

細い廊下の先にお座敷が

なまず家 魚福

  東京都新大久保2-31-16
  03-3200-7001


昼にどんぶりを食べる場所とは思えない趣
甲冑も勇ましい

 

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