フライドポテトだけを売ってるお店がイーストビレッジにある。
フライドポテトだけだ。フライドポテトは付けあわせであって主食でもなければおやつでも無いだろうって思ってたのだが、その概念を打ち破るフライドポテトだけ売ってる店。
しかもいつもの通り量がすごい。アメリカの食文化のクレージーさを毎回お伝えしてますが、今回も「すげーこんなの誰が食うんだよ」っていう量をみなさんにお見せしたいのであえてダブルの量のフライドポテトに挑戦。
ほんとにすごい量です。
(藤井 季美)
■お店はいつも大人気。
店内は細長くて縦長になってます。いつでも人がいっぱいで賑わってる。営業は深夜まで。こんな油っぽいもの深夜に食べる人がいるのが不思議だけど、アメリカ人の胃袋はよく分からないってことで。
アイスクリームのコーンを入れるような三角形の袋にポテトを入れてそれをテーブルにある穴にさして食べるようになってます。
ここで、ひたすらポテトを揚げて、注文すると揚げたてをくれます。サイズはレギュラー、ラージ、ダブル。もちろん今日はダブル7ドル50セント(800円くらい)を注文。
以下がソースリストの一部。
これらの中から2種類でも3種類でも好きなだけ頼んで自己流にソースをブレンドして食べるのがこのお店の特徴。なんだか日本人には想像もつかない組み合わせのソースがあってちょっと不気味。
■それでは問題のフライドポテト
揚げたてなので、アツアツ。熱くて手でもつことは出来ない。だからテーブルに丸い穴があいてるんだ〜。ちゃんと考えられてるなぁ。
この量ってば。もう。私の体や手と比べてみてくださいよ奥さん。
さて、今回注文したソースたち。 上段:玉葱のみじん切り、ブルーチーズソース 下段:カレーケチャップマヨ、ハニーマスタードマヨ、ロシアンソース 私の一番好きな味は、ハニーマスタードマヨ&カレーケチャップ。甘くて、すっぱくて、こってりで、ぴり辛な不思議な味。
■では食べるとしますか。
こってりしたソースをどばどばかけて食べます。
ソースが何種類もあるので、手をかえ品をかえ、味を色々楽しんでます。 今回初めて頼んだブルーチーズソースがおいしい。 生の玉葱とまぜて食べると更に風味が増してイケます。
■ところが・・・
・・・・半分もいかず。すでにうんざり。もともと、こんな量が食べられないことは見ただけで分かっていたのでした。無謀な自分の挑戦に凹む。仕事とはいえこれ以上、笑顔で食べ続けることは出来ない。うー・・・油とポテトの味で口の中がなんだか気持ち悪い。
感想: 今回は、半分も食べられませんでした。ポテトは揚げたてで、ほくほくしてるし、日本にはない豊富な種類のソースも珍しくておいしい。でも。でも。 もう、当分、食べたくない。
Pommes Frites 123 2nd Ave. New York City, NY 10003 (2nd Ave. between 7 & 8 St.) https://www.pommesfrites.ws