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コネタ


コネタ199
 
レモンを電池に、してしまえ

「唾液の出口をね、舌で押さえてね、レモンの酸っぱさを考えるの。キューって感じがしてきたら、舌をどけると唾液がピュッて飛び出て面白いよ」と友達に言われたことがある。
試してみたが、レモンの酸っぱさが蘇り、唾液はたまるのだが、飛ばすことはできなかった。

ほら、あなたも今頃唾液がたまっているだろう?想像だけでもそれだけの威力を人体にもたらすレモン。

その力を目で見てみたくならないか?
というわけで電池を作ってみました。

佐倉 美穂


いかにも実験、とういう中に光るレモン
トタンを甘くみてはいけない

イオン化傾向はいろいろ使えます

「貸そうかな、まああてにすんな酷すぎる借金」
これは「水兵リーベぼくの船」より、ずっとマイナーなイオン化傾向の覚え方。

ちなみにイオン化傾向が小さいプラチナや金は、安定した金属としてピアスになったりする。

そしてイオン化傾向が離れている金属2種類をレモンに刺すと、電池になるらしい。
今回は亜鉛板と銅板で挑戦。

しかしなかなか亜鉛板が手に入らない。なので、亜鉛メッキがされているトタン板でやってみた。
トタンといったら屋根と思っていたが、オシャレスポットの材料になったり、電池の部品になったりと大活躍だ。

理科好きとしては、この実験をやったことがなかったという時点で「やらねば」という使命感が湧いてくる。
長年あたためていたネタだったのだ。

こう、金属やリード線を集めたりしているだけで、長いこと食べてみたいと思っていたアーティチョークを初めて買物かごに入れるような気分だ。まだ食べたことないんですけれど。


とうとう発電!

適度な大きさの金属板を、レモンに、ぷす。


驚異のレモンパワーが今!

その金属板に接触している線をテスターに繋ぐと、みごと0.7ボルトの発電が!


針が!針が動いたー!(クララが立った、というような気持ちで)


歩いてくれ、チワワ。
うんともすんとも
電池を入れたら夕日にむかって吠えた。
レモンで吠えたかったよね、キミも。

その電力で動かそう

単三乾電池が1.5ボルトなので、いくつか繋げたら、見事乾電池代わりになるだろう。

本当はレモンをトラックのおもちゃに積んで走らせたかったのだが、どうもうまく見つけられないので、歩いて吠える子犬のぬいぐるみでチャレンジ。

レモン半個→動かない
レモン半個×2→動かない
レモン半個×3→動かない
レモン半個×4→動かないぃぃぃぃぃ

これでもか

やはり電圧が上がっても、電流が少ないのだろうか。
なんて書いてますが、私は電気のことはサッパリわからないので、テスターを貸してくれた電気に詳しい知人に聞いてきちんと直列に繋いで再度試した。

…動かない。

テスターが動いたということで、もっと弱い電気で動くものなら動く可能性があるということは実証できたと思う。
ぬいぐるみへの挑戦は、ベリーロールで高飛びができたからといって、いきなりブブカ並の棒高飛びをやってみたような無謀さだったのかもしれない。

ぬいぐるみ的にも消化不良な結末になってしまいました。申し訳ないです。

でも電気はおきたんだ!テスターが証明してくれたんだ!と負け犬の遠ぼえのようなシメにさせていただきます。

 

 

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