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コネタ


コネタ219
 
階段を上るとそこは、踏切だった

大阪は東淀川区、阪急千里線が走る阪急五田名北(ごたなきた)踏切道。ここの踏切は、階段付きなのです。階段を上りきったところに間髪入れずに遮断機があるという状態。階段と踏切がコラボレーションすると、まさにこんな感じでしょうか。

八二一

階段踏切は、高くもなく低くもなく……といった微妙な位置にあります。右側の高架には、新幹線が走っておりまして、この新幹線の高架のせいで、五田名北踏切が高架になることを許されず、かといって、トンネルを通すにしては低すぎる……という中途半端な状態から、このような階段付きを余儀なくされたのではないでしょうか。

おおげさなゲートのようにも見える

人通りが少なく、便宜上やむなく設置されたような小さい踏切では、階段や坂になっているのを見たことがありますが、ここは常に人通りが多く、利用者が多いメジャーな踏切といえます。もちろん車通りも多いのですが、車はこの踏切だけは迂回しなければなりません。

踏切を待っている状態。両端は自転車を押すためのスペース。

電車が通過しました
自転車は押さなくては無理な高さ
下りの様子
線路は何の変哲もないです
こうして見ると、結構急です

 

となりの踏切も階段だった

階段付きは珍しいのかと思っていたら、すぐ南側の踏切も階段付きでした。付近でふたつ見つけてしまい、珍しいという修飾詞が使いにくくなってしまいました。




こちらの踏切は、少し低く、両端には自転車のタイヤを通すための鉄の溝がありました。



このようにして自転車を通します
自転車を押して通るのは不便かと思いますが、迂回せずに踏み切りを渡れるのは便利、という地域に根ざした踏切ですね。

 

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