足元でくつろぐ人と比べてみてほしい、この大きさ。鳥は高さなんと11メートル。ラドンとかそういったレベルだ。
この鳥、いわずと知れた沖縄に生息する天然記念物ヤンバルクイナ。森の中にいる巨大な鳥とはヤンバルクイナをかたどった展望台のことだったのでした。
ヤンバルクイナはこの北部の山林に生息する鳥で、夜になると「キョッキョッキョッ」とけたたましく鳴くらしい。だけど山林開発のあおりを受けて絶滅の危機に瀕しているという。自然の美しい場所へ行くと、自分達人間が無意識にでもそれを破壊しているのだということを痛感する。僕達はこれから先もずっとヤンバルクイナにキョッキョッキョッと元気な鳴き声を聞かせてもらえるように自然を守っていかなくてはならないのだ。 |