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コネタ


コネタ294
 
見えないモノが見えるようになる

例えば、今この文章を読もうとしているあなたは、こんな風に考えたことはないだろうか。

もしも机の引き出しが、タイムマシンに繋がっているとしたなら? もしも自由に空を飛ぶことができて、雲に乗れることができるとしたなら?

それらは確かに子供じみた空想かもしれない。だけどそんなファンタジーを前に、心を躍らせたことが誰にでも少なからずあるに違いないと思う。

あるいはそんなファンタジーを持ったことのない人でも、3Dメガネで飛び出す映画のような簡単なギミックに、一度くらいは夢中になったことはあるはず。

今回はそんな感覚を思い起こさせてくれる、素敵な道具を紹介したいと思います。

(text by 宮崎慈護郎

(株)I.H.Mさんの外観写真。

これが「オーラビデオステーション」。この銀色のポッチに指を重ねて置くとオーラが計れる。

怖がりすぎ(マウスオーバーで画像が変わります)。

不思議なオーラ

ということで、今回は浅草橋にある(株)アイ・エイチ・エムさんにお邪魔してきました。
なんと、ここには人間のオーラを視覚化してくれるという道具、『オーラビデオステーション』というものがあるのだ。

と、読者の方はいきなりオーラだなんだと言われてもよく分からないと思うので、担当の方に訊いた説明を要約してみよう。

そもそもオーラとは「人間のカラダ以外のところに及ぼす影響力の範囲」を指すらしく、 この概念は言葉を変えて世界中に存在しているそうだ。
オーラは7層に分かれているそうで、このマシンではその中のエーテル層という部分を調べるらしい。
もともとオーラを視覚化する研究は1960年頃よりアメリカなどで盛んに行われるようになり、現在はこのマシンによって得られた数値的なデータを色彩 心理学に基づいた12色に当てはめていくことによって、オーラの視覚化に成功しているのだそうだ。
オーラは常に変化しているものらしいが、それをリアルタイムでみることができるのがこのマシンの特徴だとか。
このマシンは、バイオフィードバック療法という自分自身のカラダの情報を、視覚や聴覚などを通 して自己認識していく治療法のために開発されたそうで、このバイオフィードバックというものには心電図やCTスキャンなども含まれるという(といっても、このマシンは医療器具ではありません)。
このマシンでは他にも、カラダに7個あるというチャクラ(よく分からないけど気の流れるツボのようなもの)の状態も測定することができるらしい。

ふえぇー、なんかよく分からないけどすごいってことだけは分かった!! スゲェ!!!!

ということで、ヴァルター・ベンヤミン先生もビックリすること請け合いのこのマシーンを使って、林氏と一緒にオーラを測定してもらいました。


意味の分からないモニタ画面だけでも、かなりワクワクしてくる。

いざ!! 測定へ。

ということで、早速測定に移る。ここで、筆者はあるひとつの妙案を思いついた。頭の中でエロいことをずっと考えているのだ。そうすると、一体オーラにどのような反応があるのだろう? 測定器に手を置きながら、電車の中吊りで観たグラビアアイドルについて必死に想いを馳せる(何を書いているんだ)。
すると、なんとそのままそれがオーラに反映されたのだ!!

さっそく測定スタート。
ポヤ〜っと周りに色がつき始めた!!

ちょっと分かりずらくて恐縮ですが、下辺の丸印に注目。

ジゴロ、あるいは暴走機関車。

それでは測定結果を見ていこう。
この人型の中心の色がその人の基本色になるそうで、筆者の場合は赤ということになるらしい。この色はスポーツマンタイプということらしいが、それが当たっているかどうかは読者の皆さんが一番ご存じだろう。
さて、続いてチャクラの鑑定をしてもらう訳だが、左図を観ていただくと分かるように、一番下の丸印がぼやけている。
これは下半身を司る第一チャクラが乱れているという、言い換えれば「高まった性的エネルギーを集約しきれていない状態」とのことで、頭の中がグラビアアイドルでいっぱいになっている筆者の胸の内を、見事に言い当てていると言えるだろう。 これからは慈護郎(ジゴロウ・慈しみ護ることのできる人の意を込めて)という名前に改名して、ばんばん浮き名を流すことにしよう。読者の皆さんも、これからは筆者の認識をジゴロ、あるいは暴走機関車と改めていただきたい。
上からふたつめの丸印も本来なら紫になるそうなのだが、筆者のは黒く濁っている。これは思考が関係しているとのことで、グラビアアイドルのことばかり考えている筆者の心中を、またも言い当てられてしまったようだ(下らなすぎっスね、この文章)。


続いては林氏の測定を開始。
林氏のオーラ。カラフルでいいなー。

林ハーモニー

さて、続いて林氏のオーラ測定に入る。
カッパのように頭頂部にオーラがかかっているが、これは頭脳労働などに従事している人に多いという。また、林氏の第一チャクラも乱れているようで、ここにも暴走機関車が一台横付けされているようだ。
向いている職業は「コンピュータ専門家」だそうだが、これも当たらずも遠からずといえるのではないだろうか。
最後にそれぞれ22枚に渡る詳細なレポートを頂いてきたのだが、林氏の方にはいいことばかりが書いてある。
中でも「鮮明で深いブルー色が貴方のオーラにあるのは、内面の中には確信と自信があり、生活の中にはハーモニーがあり、心が平安ということ」とあり、暖色系しかオーラの中になかった筆者はとてもうらやましかった。
腹いせに、林氏にあだ名をつけるとしたらこの部分を援用して「林ハーモニー」にしよう、と、密かになんだかよく分からない企みを働かせるのだった。


と、なんだかバカバカしいことばかり書いてしまったが、本当はこのマシン、自己啓発の際などに用いられる、とても有意義な機械なのだ。しかしそんなことを抜きにしても、目に見えないモノが見えるようになるということに、筆者はとても衝撃を受けた。子供の頃にディズニーランドで「キャプテンEO」を観たとき以来の衝撃だといっていい(これは決して「色眼鏡をかけないと見えない」の意ではない)。
税抜きで158万円という、気軽にはちょっと手が出せない値段が悔しいが、もし機会があれば、あなたも測定することをお勧めする。「目に見えないモノが見える」ということだけで充分面 白いし(っていう書き方も不謹慎だけど)、もしあなたが生活の中で苛立ちを感じているとするなら、その原因を見つけて変わることの出来るチャンスかもしれないのだから。
もっとも、筆者はオーラを測定してから以後も、生活の中でイライラしっぱなしな訳だが……。
ふたりともイイツラ構えをしてますね。

(株)アイ・エイチ・エム
 東京都台東区柳橋1-1-11
 イーストサイドビル1F
 TEL 03-3863-0211
 URL http://www.hado.com



 

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