あぐっ・・・すごくあっさりしている。想像してたようなくどい感じは微塵もない。逆に、ずっと食べていけそうである。もちろんかき揚げもうまいが、パンが非常においしいことに気づいた。やわらかく、口の中でかき揚げとすぐに融合する。
「このパンはね、近くにおいしいパン屋さんがあるんだけど、そこで特注なの」と奥様。え!天ぷらバーガー用に、わざわざ特注で作ってるんですか!
「和風の味に合うように試行錯誤を重ねてくださって。パンだけでもおいしいのよ。それに、かき揚げのタレも工夫してあってね」
中身とパンが、控えめだけどまじめにおいしいので、すごくしっくりくるのだ。それにしても、「美味しんぼ」にもあったけど、パンの役割のなんと重要なことよ、と再認識した。 |