デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示
アット・ニフティロゴ

コネタ


コネタ328
 
崎陽軒のカレーはシウマイ入りだった
デパ地下の安全地帯

デパ地下をウロウロするのが好きで、よくやる。
「どれもこれもウマそうだ」と瞳孔が開きっぱなしのデパ地下で、崎陽軒のシウマイ売り場はホッと安心できる数少ない場所のひとつだ。

「やっぱりシウマイは無難だし、安定感があるよなぁ」と商品を眺めていて(おや?)と思った。レトルトのカレーが売られていたのだ。そこには「じっくり煮込んだシウマイ入り」という文字。

安定感? 無難?
前言撤回だ。レッツ・チャレンジ。レッツ・イート。

高瀬 克子

いろいろ商品展開してたんですね

崎陽軒といえばシウマイ、シウマイといえば崎陽軒。
デイリーポータルZでも去年、工場見学に行っている。

定番のシウマイの他にも、ふかひれ入りやエビ入りのシウマイがあるのは知っていたが、まさかカレーにまで手を染めていたとは。

カレー以外にも(おや?)と思う商品があったので買ってみた。


ひょうちゃんサブレ。サクサクでゴマ入り

シウマイまん。ひょうちゃん乱れ打ち
一口サイズ。中はお馴染みのシウマイです

どちらも、意外なほどにおいしかった(失礼)。シウマイまんは当然としても、サブレがバカにうまいのだ。決して「シウマイの片手間」に作ったような味ではないだけに、いやがうえにもカレーへの期待が高まる。

 

シウマイ meets カレー

正しい名称は「横濱かりぃ(漢字表記できず)」という。420円也。レトルトのカレーとしては、かなり高めの価格設定だ。商品の写真が一切ないところが、かえって高級感を高める結果になっていないでもない。


いかにもなレトロタッチのイラスト
シウマイ入りだからか、いささか分厚め

原材料名の欄に「玉葱、にんにく、生姜、メンマ、ふくろ茸」と書いてあるように、やはりシウマイに合わせて、とことん中華風のようだ。中華風のカレーか…。それは食べたことがないかも。さっそくレトルトを温めて、ごはんの上にかけた。


ルウにまみれた大きなシウマイが3個、ゴロリと出てきた

シウマイに入っているホタテの仕業だろうか、なんというか、匂いが独特だ。シウマイ以外の具はメンマも玉葱も細かく煮崩れていて、ふくろ茸だけが存在を主張している。

肝心のシウマイは、皮の縮れた部分にルウが絡まって、見た目がステキなことになってます。かなりウマそうです。


表面のルウをどけてみました
グリーンピース入りか!

で、食べてみたのですが…。シウマイが存在を主張。「アタシ、シウマイなのに!」とばかりに大主張。ルウだけ食べてもシウマイの影を感じます。シウマイ、恐るべし。

てっきり、カレーが主導権を握ると思っていたが、そうじゃなかった。シウマイが終始リード、というより、シウマイの土俵でカレーが相撲を取っている感じだ。アウェイでの闘いなのだ。勝てる訳がない。

いや、私は別にカレーに勝ってほしい訳じゃないんだ。互いが互いを認め合い、結果として素晴らしくおいしいカレーなってほしいだけなんだ。でもシウマイがカレーに気を許していないように思えて、ほんの少し残念だったんだ。トンカツがカレーに身も心も預け、カレーもそれを甘んじて受け入れているような、そんな共存関係が見たかっただけなんだ。(独り語り、おわり)

なんだかんだと贅沢を申しましたが、十分おいしかったです。シウマイ好きには、さらにおいしく感じられることでしょう。お土産に最適かと思います。話のタネに、ぜひ。

 

ボーナストラック(ギョウザ編)

挽肉内包料理の2大巨頭といえば、シウマイとギョウザだろう。シウマイがカレーに存在感を見せつけた結果を受けて、ギョウザでも試みることにした。そのコラボレーションや如何に。

だが、2004年末の時点で、都内でギョウザ入りカレーを出す店は発見出来なかった。…ならば作るまでだ。


用意したものはレトルトのスープカレー
それと近所の餃子屋で買ってきた冷凍餃子

ルウタイプのカレーだと、またギョウザの襞にカレーがもったりと絡まってしまう。それはそれで魅力だが、ギョウザには水餃子としてツルッと食べる方法もあるではないか。


というわけで、出来たのがこちら。水餃子スープカレー

ツルリ。おお…! インドと中国が、じゃなかった、カレーとギョウザが仲良く手を取り合っている。手前味噌で大変恐縮ですが、これ、うまいです。プリプリで辛くて。たまりません。

水餃子スープカレー、また食べよう

カレーへの愛

「カレーに○○を入れるとウマイ」という会話をしたことのある人は多いと思う。なにしろ、あの崎陽軒がカレーを出すくらいだ。

蕎麦やラーメンを熱く語られると煩わしく感じる時がままあるが、カレーにはそれが当てはまらない(ように思う)。カレー、つくづく愛されてます。

崎陽軒のカレーをフィーチャーしておきながら、なぜかギョウザに着地してしまった今回、タイトルを「カレーバトル、シウマイVSギョウザ」にした方がよかったかもしれないなと思いつつ、おしまいです。



 

▲トップに戻る コネタバックナンバーへ
 
 


アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation