狙いは花火
しかし爆発させただけでは少し物足りない。
その火を利用して、花を咲かせようじゃありませんか(つまり花火)。
温まった小麦粉を冷めないように懐に抱え、ロウソクと花火、先ほどのストロー付きあややを持ってダッシュで近所の公園に向かった。
もしその最中に職務質問にでもあって、手荷物を見せないといけないとしたら、何と説明したらよいのやら、という内容だ。
爆発実験直前にもう一度小麦粉をふるい、ロウソクに火を付け、その向こうに花火をセットし、準備完了。
これで火に向かって小麦粉を吹き飛ばすと、爆発が起こるという寸法だ。
花火に引火して危ない!と思われるかもしれないが、爆発の炎は垂直から上に向かっていくので、花火もちょうど良い長さに調節し、胴体部分にいきなり引火しないように長さを調節した。 |