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コネタ


コネタ366
 
炎を吐く!〜粉塵爆発〜

爆発したいと思ったことはないですか。

そう尋ねると、なにやらフラストレーションの話のようだ。テンパってるのがアガるような。

違う違う、そうじゃない、そうじゃないんだ。
即物的に、本当に爆発させたいんだ。

というわけで、粉塵爆発を起こしたよ。

佐倉 美穂

爆発するのは小麦粉だ

小麦粉。
うどんになったりケーキになったりと、そのほんわかイメージに潜む危険性に気づく者は少ない。
しかし今回の爆発の主役になるのは、奴だ。

粉塵爆発とは、細かい粉塵等が空気と混ざり、そこに着火源があるとすさまじいエネルギーで爆発することをいう。
昔は炭坑での事故が後を絶たなかったらしい。

そんな実験を、のんきに雑誌の表紙を切るところから始める。
だって適した紙がなかったのだ。

ストローを付けて、装置の完成だ。


見た目以上に働きます

さて問題の小麦粉に取りかかる。
ザルでふるって細かくし、さらに引火し易くなるように電子レンジで温める。


受け皿が小さくて粉がこぼれた。
目測ができてない。
10年以上前のレンジだが、まだまだ現役。


狙いは花火

しかし爆発させただけでは少し物足りない。
その火を利用して、花を咲かせようじゃありませんか(つまり花火)。

温まった小麦粉を冷めないように懐に抱え、ロウソクと花火、先ほどのストロー付きあややを持ってダッシュで近所の公園に向かった。
もしその最中に職務質問にでもあって、手荷物を見せないといけないとしたら、何と説明したらよいのやら、という内容だ。

爆発実験直前にもう一度小麦粉をふるい、ロウソクに火を付け、その向こうに花火をセットし、準備完了。
これで火に向かって小麦粉を吹き飛ばすと、爆発が起こるという寸法だ。

花火に引火して危ない!と思われるかもしれないが、爆発の炎は垂直から上に向かっていくので、花火もちょうど良い長さに調節し、胴体部分にいきなり引火しないように長さを調節した。


編集部注

ライターの佐倉さんは実験の経験があり、ほかのものに引火しないよう注意を払ってこの実験を行っています。使用する機器、材料の取り扱いに自信がない場合は真似されないようお願いいたします。


お菓子作りのようです。
X'masに作ったロウソク、使い回し。

しかしロウソクは野外ではか弱いものだった。こんなに儚げだっただろうかという程すぐ消える。
これでも風のない日を選んでの実験だったのだが、なかなか思うようにいかない。

あっ、風がやんだ!ロウソクに火がともる。今だ!
さあ、吹くぞ。すうー…





 

ぼぼーーーー!!

おお、飛び散った小麦粉に引火し、見事爆発。
あまり見事にぼわっと炎が出るので、ロウソクに火を付けては爆発という行為を繰り返す。あな、楽しからずや。

そしてできあがったものは、引火部分だけ燃えて無くなった花火。
やはり一瞬の爆発の火では花火までは無理でした…。

その後、風が無いと、つい「粉塵爆発日和だなぁ」と思ってしまう日が続いています。


せっかく用意した花火なので、普通にライターで火を付けてみました。
冬の昼間の花火というのもたまには乙なものですよ、たまには。

人は遠巻きに過ぎてゆく


 

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