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コネタ


コネタ380
 
10円玉の芸術的変化

鈍い焦げ茶の10円玉の中に、キンピカのそれをみつけた時、つい製造年を確かめたりしないだろうか。
日常のおつりの中で少しはっとさせられる、そんな存在、輝く10円玉。

でもそれ、簡単に作れるのだ。しかも食卓にあるもので。
これは試してみるでしょう。2000円分の10円玉を握りしめ実験を開始した。

そして変色したコインで絵を描いてしまおうという魂胆です。

佐倉 美穂

金貨棒を扱うのはレジのバイト以来
変化させたるでー

精鋭は調味料

10円玉の鈍い黒ずみは手垢や酸化が原因らしい。
「酸が効く!」とは洗剤のCMで強調されているが、今回も調味料に含まれるクエン酸やアミノ酸でその汚れを落とすという寸法だ。

というわけで、10円を輝かせてくれる調味料は以下の4つ。
・ソース
・マヨネーズ
・醤油
・ケチャップ

しかしどれがどのくらい10円の汚れを落とすかわからない。おそらく反応のないものもあるだろう。そのグラデーションで絵を描こうという寸法だ。

あとポジティブコントロールとして、10円玉を奇麗にするので有名なサンポールにも浸けることにした。

試しにサンポールに10円玉の半分を5秒浸けてみる。
見事に半分ピカピカ10円玉の出来上がりだ。

ちゃぽんと5秒
顔が半分黒い人、アニメにでてきたな

ちょっと気づいたんのですが、最近のサンポールっていい匂いがしますね。飲めそうなくらいです。昨今の洗剤事情を物語っている気がします。

さて大量の10円玉を、次々と調味料に浸けてゆく。1時間待ち、どのような変化が起きるかそわそわと待つ。


野菜スティックなら自然な写真

結果

一時間経ち………私は肩を落とした。
なんとすべての10円玉が奇麗になってしまったのだ。
さすがにサンポール由来ものの輝きは違う。醤油は微妙に文字の周りが黒く、「醤油だったんだー!」という叫びが聞こえるようだ。
しかし、遠目では変わらない…。



変化前
ケチャップ
ソース
マヨネーズ
醤油
サンポール

こうなったらハイターだ。ハイターに浸けると黒ずむという。それで色の変化を再び取り戻そう。
しかし24時間浸けたが、一目でわかる黒ずみはなく、かえって緑青という錆がついてしまった。

あ、ブロンズ像ってこの色だ。銅なのに青いって謎だったのですが、中身は銅だと今回きっちり理解しました。


キミに期待だ
あまり触りたくない物ができてしまった

 

絵を描く

期待していたのは調味料によってグラデーションの出た10円玉。それを使って大胆にもモナリザの顔を描こうと思った…が、単色ピカピカの10円玉でそれができるわけもなく。せめてモナリザの手にしようとしたが、それも無理で。

結局、単色でわかりやすいZくんにしました…。

ニヤリとしているZくんに、見えますでしょうか?


焦点をずらしてぼやかして見ると見えます!

 

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