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コネタ


コネタ382
 
センター試験は、どの記号が一番点を取れるのか!?


先日
今年もついに実施された
センター試験。

全国の受験生をはじめ
結構に盛り上がっていたようです。

でもセンター試験って、
記号を答えていく
マーク式テストだから、
別にテキトーに記号を塗りつぶしたって
そこそこに点は取れるものであります。

そこで今回は、
そんな教育業界にメスを入れるためにも、
はたして

センター試験を
全問題 すべてテキトーに
同じ記号で答えていくとしたら、

どの記号で答えたら
一番点を取ることができるのか


検証してみることにしました!

教育業界激震の
衝撃の検証結果を
とくとご覧あれ!!

ヨシダプロ

というわけで
今回のルールでは、
たとえどんな問題であろうとも
 全部(1)にする場合は、どんな問題も解答は(1)に、
 全部(2)にする場合は、どんな問題も解答は(2)に、
というように
答えていかなければならないわけです。

確実に間違っているとわかっている場合でも
断腸の思いで
その決められた記号の解答をしていかなければならないわけです。

受験マシーンとしては非常に口惜しいかぎりですが
ではさっそく
センター試験
答えていきましょう!!

 

●<英語> (200点満点)

ではまずは英語からです。

第1問には
さっそく英会話文の問題がありました。




「この二人の会話文における各下線部について
最も強調して発音される語句はどれか?」
というような問題です。

英会話においては重要な語句が特に強く発音されるものでして、
どの語句が重要な意味を持っているのかをちゃんと理解しているか
問うている問題です。

で、それによると



Mayaは、日本に来てまもない留学生のJeffと買い物に出かける。

とのことで、
彼らが出かけたばっかりに
こんな英会話が発生してしまったわけでありまして、

出かけるな
家でじっとしてろ

って感じではあります。

というわけで
この問題についても
今回のルールにのっとり、
ある程度真の解答がわかっていたとしても
すべて同じ記号で答えていくことにしましょう。

すると
この問題について
全問(1)で解答しなければならない場合、

(1)とは、下線部内においてはすべて
 文頭の単語を強く発音する、ことを意味するため、

ただただ文の文頭の言葉が強く発音され続ける会話
という
なかなか馬鹿っぽい二人組み
がそこに誕生してきます。




今回のルールならではのミラクルでして
それはそれで
非常に趣き深いですね。



そんなセンター英語ではありますが、
その後の第5問は
天気予報番組に関しての英会話文問題でした。

その内容によると
Ms.Culeという女性お天気キャスターが
何かくっちゃべっておりまして、
それをふまえて
「Ms.Culeが説明している天気図はどれか?」
という
以下の図の中から選ぶ問題になっておりました。

で、各選択肢では




と、
Ms.Culeがいろいろ
天気図を説明しまくっています。

6種類もやってくれているのですが
5種類は違うわけです。

後ろで何が起きてるかもしれず
延々と能天気に説明し続けている
Ms.Cule

ピエロですね。

「Ms.Cule、うしろ!うしろ!」
って感じです。

ほんと
こういうテストの問題って、
冷静になってみてみると
いろいろおかしな事態になっていますよね。

というわけで、こんな英語を
すべて同じ記号で答え続けていったら
各記号ではたして何点取ることができるのか、
その結果が明らかになりました!
その結果がこれだ!!


200点満点 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
点数 27 50 24 45 24 18

おぉ〜
現在のところ
(2)がリードしているようですね。

まぁ別に
何でもいいのですが。

 

●<国語> (200点満点)

続いては国語。

国語はやはり古文が熱いです。

とくに古文での
「以下の文の最もふさわしい解釈はどれか」
という問題。




「心にくきことかな。さらば読み給へ」
この文の
ふさわしい解釈を選択肢の中から選べということで、
注目すべきは(2)の選択肢。

 「(2)憎たらしいやつだあ。おまえが去ったら読んでみるよ」

そのまんまです。

「にくき」も「さらば」も現代語そのまんまの
ピュアピュア解釈です。
アホまるだしです。

でも、今回のルールでの
すべて(2)で答える場合にはこれにも(2)で
答えておかなければなりません。
なかなかに過酷ですね。


そして
さらにまた古文の問題ですが、




「この『れ』とこの『れ』はどう違うか。」

という問題でありまして、

古文の試験だからまだ許されますが
試験とかじゃなくただこの悩みのフレーズだけを見たら
こんなことで悩んでるのは
ちょっと気の毒な人です。

気をつけたいものですよね。


というわけで、こんな国語を
すべて同じ記号で答え続けていったら
各記号ではたして何点取ることができるのか、
その結果が明らかになりました!
その結果がこれだ!!


200点満点 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
点数 18 36 38 49 54

お、
(5)巻き返してきました。

 

●<数学> (200点満点)


そして続いての
数学がクセモノです。

数学は答えが1桁以上だったり多項式だったりで、
正答のためには
他の記号とのコラボレーションが必要なことが多いため、
解答を一つの記号にしっぱなしだと
かなり壊滅的なことになってしまうのでした!!!

まぁいいや。


そして数学ではこんな問題があったわけですが、




この昨今
サイコロを2つ振るというシチュエーションすらそうないのに、
そのうえその値を
2次関数と確率に絡めなきゃならない事態
のようですね。

なんでそんな状況に陥っているのでしょうか。

ホント数学って
日常生活ではそういかせないスキル
のために全力投球です。

しかもこの問題の答え方は分数。
今回の、すべて同じ記号で答えていくというルールでは、
必然的に分母も分子も同じ値になってしまうので、
答えが“通分されていない状態”の答えになるため、
答えた瞬間×必至なわけです。
シビアな業界ですね。

というわけで、こんな数学を
すべて同じ記号で答え続けていったら
各記号ではたして何点取ることができるのか、
その結果が明らかになりました!
その結果がこれだ!!


200点満点 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
点数 16

他の教科と違って
(0)とかでも点を取れるのが
数学ならではのメリットやで!!

誰へのアドバイスなんでしょうか。

 

●<地理歴史> (100点満点)

 ※地理歴史は、まぁ僕らもだいたい日本人ですし、日本史を選択してみました。


第1問目は
文内に当てはまる「貨幣」を答える問題です。






まぁ常識的には
日本最古の貨幣ということで

(3)の和同開珎となるわけですが、

(2)のこれ
いったい何でしょうか。

きりたんぽ
でしょうか。

でも今回のルールにのっとると
全問(2)で解答していく場合は、この
(2)で答えていかなければならないわけです。

たとえそこに、カールやキャラメルコーンの図があっても
その記号の場合はその記号で答えていかなけれなならないわけです。
なかなかにストイックなルールですね。


というわけで、こんな日本史を
すべて同じ記号で答え続けていったら
各記号ではたして何点取ることができるのか、
その結果が明らかになりました!
その結果がこれだ!!


100点満点 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
点数 28 21 27 24

へー。

 

●<理科> (100点満点)


※理科は、まぁ僕らもだいたい生物ですし、生物を選択してみました。

生物では
たとえばこんな問題が。




アウストラロピテクスの脳容積についての問題ですが、
この中で誤っているものを選べということで
正解である誤情報は(3)のチンパンジーの2倍程度のようです。

というわけで
(1)や(2)や(4)の
500cm3程度やら1/3程度やらゴリラ程度やら
アウストラロピテクス
言われっぱなしなのが
真実のようです。

いずれにせよ
アウストラロピテクス
ボロクソですね。


というわけで、こんな生物を
すべて同じ記号で答え続けていったら
各記号ではたして何点取ることができるのか、
その結果が明らかになりました!
その結果がこれだ!!


100点満点 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
点数 28 27 12 16 10

ふーん。

 

さぁ
というわけで
以上センター試験を全教科やってきまして、
合計800点満点のうち、
はたして
最も点を取ることができた記号は
一体どの記号だったのでしょうか!?


教育業界震撼の衝撃の結果は
このようになりました!!


どーん!!!

800点満点 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
点数 107 150 106 137 88 29



はい。

というわけで
以上の全問題同記号解答の結果から
言えることは
こんな感じだったのでした!!

●あえてやるなら(2)。

●ほとんどの問題が多くて6択だから、
 (7)以降の記号にはしないほうがよい。

というようなことが
明らかになったのでした。

すなわち、
できれば全問題同記号解答は
やらないほうがいい
ということのようですね。

というわけで
センター関係者をはじめ
受験生の皆様
そんな感じで
どうぞよろしくおねがいいたします。


というわけで
このような結果になりまして、

受験生のみなさんは
わからないときはとりあえず
すべて(2)
にしておいて頂けたら
センターでは高得点を取る確率が
若干高くなるということが
明らかになりました。

本気で取り組んでも
それより低い場合もあることですし
よかったらぜひ
やってみていただけたらと思います。

自己責任の範疇で。

どうぞよろしくおねがいいたします。
ではまた失礼いたします。

 

こんなフマジメなセンター試験企画をやりながらも、
その一方で、会社のマジメ雑誌では、
えらいマジメなセンター試験特集をつくったりしています。
そりゃアイデンティティーも崩壊するってものですよね。

 

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