大きい駅でしばしば見かけるこの「おめかしコインロッカー」。その意図するところははたして何なのか。
それはおそらく「ほのぼの感の演出」なのではないかと思う。ボックス数が多いロッカーはその大きさゆえに周囲に圧迫感を与えてしまう。なにかとストレスの多い駅構内。ならば扉面をおめかしすることで少しでもその圧迫感を和らげることはできないか、というロッカー担当者による提案型ソリューションなのだ。たぶん。
今回いくつか「おめかしコインロッカー」をリサーチしたが、おめかしのモティーフから見ても、そこには「ほのぼの」が志向されていることがうかがえた。いくつか見ていこう。
なお「おめかしコインロッカー」って呼び名が長いので「キムタク」みたいに略そうと思ったが、関西弁的に非常に問題のある響きになりそうなのでやめておいた。 |