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コネタ


コネタ395
 
「試し書き」がスゴイことになっている

文房具売り場において、
ボールペンやシャーペンなどの
ペン的文房具のふもとには
必ず設置されている
試し書きの紙。

本来は
そのペンがどれほどの書き心地かを確認するための
スペースとして設置されているものでして、
みなさんもペンを買いに行った際には
きっと試し書いてみた経験が
あるのではないでしょうか。

そんな試し書きですが、
何の意図もなくペンが赴くままにサラッと記される
この試し書きにこそ、
その人の潜在的な本性が
具現化されうるといっても
過言ではないのです。
 (ヨシダプロ著 「試死餓鬼」 民明書房刊より)

というわけで今回は
そんな試し書きから垣間見られる
人々の人間模様を
紹介していきたいと思います!

ヨシダプロ

●作品No.1



あいうえお。

まぁ試し書きには王道の言葉でしょう。

あいうえおが
異常に書きにくいペンって
あんまり購入したくないですものね。

 

●作品No.2



絵文字ネコです。

アナログだと
にゃんとも違和感がありますが
にゃんともかわいいです。

 

●作品No.3



そう言われてみると
たしかにみんな
必死になって試し書いているような気がしました。

 

●作品No.4



試し書きがあんまり下がっちゃったら困りますものね。

 

●作品No.5



来たようです。


それにしても
最近の試し書き業界ににおいては、
あのネットの2ちゃん用語が
やたら多く見られました。

もはや掲示板に描く感覚で
みんなこの現実世界に書き残しているのです。
文房具屋は今
リアルとバーチャルが倒錯した
マトリックスな世界になっているようですね。

 

●作品No.6



東北楽天ゴールデンイーグルス。

試しに
これを書くという姿勢
ステキです。

さては
これからこの字を書くことになる事態があるのでしょうが、
いったいどんな事態なのでしょうか。
興味津々です。

さては
ミキティ氏でしょうか
もしくは
ほりえもん氏でしょうか。
興味津々です。

 

●作品No.7



永六輔です。

やや見にくいですが
よく見てみると
どう考えても
永六輔と書いてあります。

なぜでしょう。

よほどのことでもないかぎり
試し書きで永六輔と書くことはないものです。

さては本人でしょうか。

ラジオ「永六輔の誰かとどこかで」も絶賛放送中です。

 

●作品No.8



「優勝」
じゃなくて
「Aクラス」
と書いているところに
真のファンらしさが垣間見られます。

 

●作品No.9





中。

まるで
ラーメンマンの
満員電車のようです。

こんなに「中」だなんて
いったい何があったのでしょうか
そうとう中級なのでしょうか。

 

●作品No.10



試用。

試用です。

何も律儀に
その行為をあらためて言語化しなくてもいいと思います。
お世話になります。

 

●作品No.11



ASIAN KUNG-FU GENERATION。

僕にとっても
「報道ステーション」以上に
今一番好きな「〜ション」である
「アジアンカンフージェネレーション」。

本来これは試し書きなので、
それなら
アルファベット最初の2,3文字だけでいい気はしますが、
全部書き上げてしまっております。

アジカンFANなら
ぜひリライトして頂けたらと思います。

 

●作品No.12



お、ナルト!
ジャンプで毎週
読んでるぜナルト!
応援してるってばよ!

 

●作品No.13



お、また同じ作者のようですが
今度はナルトのライバル、サスケ!!
今はどっかに行っちゃったけど、
はやくまた仲間たちの所に帰ってきておくれ!

 

●作品No.14



お、また同じ作者のようですが
今度はナルトの、
って
またナルトでくると見せかけて

はたらく自動車だ!!


ナイスすかし!!

自動車って
はたらきますものね。

 

●作品No.15



不穏。

何か不穏な動きでもあったのでしょうか。

この文字を書こうとしているということはきっと、
何か不穏な動きが起きていることを
誰かに書いて伝えたようとしているからなのであり、
これはなかなかの緊急事態です。
大事に至るまえに未遂でとどめたいものです。

 

●作品No.16



多摩市。

たしかに
ここは多摩ですが、

「多摩」だけじゃなく
「多摩市」と
「市」まで書いているところに

ただの冷やかしではない
多摩への本気具合が伺えます。

 

●作品No.17



漏れるらしいです。
試し書いた瞬間から
漏れ出してきたのでしょうか。
なかなかのダメペンです。

 

●作品No.18




「齋」です。

難しい「斉」です。

右の方で「斉藤」と試し書いてあるように
斉藤さん宛てに何かを書こうとしているようですが、
容易な「斉」でいかずに
あえてハイレベルな「齋」で挑もうとしています。

そのうえさらに
「澤」。
「斉」のみならず「沢」までも、
ハイレベルな「澤」の方で立ち向かおうとしている様子が伺えます。

かなり志の高い方のようです。

 

●作品No.19





ドイツ語です。

大学の第2外国語として
なんとなく学んだレベルではない
流暢な書きっぷりです。

相当なゲルマン魂が垣間見られます。

 

●作品No.20




これを
ボールペン書いてなかったら
なかなかのものです。

 

●作品No.21




笑いごとじゃありません。

 

●作品No.22




了解しました。

 

●作品No.23




よろしくおねがいいたします。

 

●作品No.24




よかったですね。

 

●作品No.25




そしてついに
試し書きの場で
恋が芽生えたのでした。

はい。

以上
いかがでしたでしょうか
TOKYO試し書きMAP。

試し書き業界において
毎日こんなにも
試し書きドラマが
繰り広げられていたのですね。

というわけで
みなさまも
今すぐ文房具屋に
試し書きしに行ってみていただけたら幸いです。

お忙しいところ大変恐縮ですが
どうぞよろしくおねがいいたします。
ではまた失礼致します。

 

試しに僕も書いてみましたが、
それはすごく書きにくいペンでした。

 

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