「セントレアに行ってきました」に続く名古屋シリーズ第二弾です。
3月19日から開催される「名古屋城博」展示のため、名古屋のシンボル「金シャチ」 が、 21年ぶりに地上に降ろされたというので見に行ってきました。降ろされた金シャチではなく、金シャチがいなくなった名古屋城のほうですが。
(text by 田中あずさ)
はじめての名古屋城
名古屋城へ行くのは初めてだったので、金シャチがいない城を見ても、特にもり上がりも下がりもしなかった。敷地も広いし、金シャチがいなくてもキレイなお城じゃないの。
・・・とこの時までは思っていた。
さりげないけど根強い金
「名古屋城博」にむけての準備が進められている城内を見学。金シャチの本家だけあって金がそこかしこにあしらわれているのはいいのだが。
・・・なんだろう、このさりげなく根強い金使いは。金閣寺のように「金です!」という風情でもなく、安定した存在感がある自然な金。私が名古屋市民だったら、金を見てほっと落ち着いたりするのかもしれないとさえ思う。これが名古屋名物の底力なのか。そうなのか?
金シャチグッズラインアップ
おみやげも金。こうなったらもちろんだ。これは名古屋城に限ったことではなく、セントレアや駅のおみやげコーナーも、軒並み金なイメージを受けた。
まとめと考察
都道府県を色で分けるとしたら、名古屋は間違いなく金だ。
金はいい。色の中でもいちばん豪華でキラキラした金。いいなあ。
おいしい食べ物がたくさんあってシンボルカラーが金だなんて、いいとこ取りの極地ってかんじだ。願わくば、食べ物も街ももっと金ぴかになって「金の街」になったらいいのにな。と自分勝手なことも書きたくなる。
前向きでわかりやすいシンボルがあるのは、地方の活性化にとってとてもいいことだと思う。思わぬところで金シャチの底力を知った、今回のレポートでした。