私用で宮崎に行っていた。駅とコンビニで買った惣菜パンを食べていてあることに気づいた。
麺が入っているのだ。
これは宮崎のパンの隠れた潮流を見つけたかもしれない。そう思って惣菜パンばかり1日食べてみた。トレンドは見つかったのか、それともただの偶然だったのか。どうでもいいっちゃどうでもいいがそれは言わないで!(林 雄司)
きっかけは宮崎空港駅
電車待ちのあいだ、タマゴソーセージカツロールという惣菜パンを買って食べていた。フィギュアスケートみたいに複合技な名前である。126円。かじってみるとなかから焼きそばが出てきた。うれしい誤算である。さらにもう半回転くわえました。
そしてローソン
うれしい誤算も忘れ、ローソンで「チキン南蛮ロール」を買って食べていた。宮崎を代表する郷土料理。地元でもどこのコンビニに入ってもチキン南蛮弁当がある。うまい。ローソンではパンに挟まっていたのだ。
で、食べてみるとパスタが出てきたのだ。チキン南蛮関係ないじゃん。いや、でもうれしい。全肯定だ。
そこで仮説を立てた
宮崎のパンはサービス過剰である
そんな仮説を立てて検証してみることにした。なんだこの使命感は。出所のわからない使命感に背中を押され、宮崎市内のパン屋さんに入っていくことにしよう。
麺が入ってなくたって
サンドイッチ専門店で気になる写真を発見。どうかしている。ここまでデラックス感あふれるデラックスも珍しい。「ニュー」をなのる浮かれっぷりも殊勝ですらある。
で、注文してみた。
3枚の写真を徐々に大きくして僕の興奮を伝えてみたのだが伝わっているだろうか。おーい。
スパゲティが挟まっているパンだってこのボリュームである。
結果
このような結果となった。
予想外に麺が入っていたパン:2 具が過剰だったパン:2 わりと普通なパン:2
微妙な数字ではあるが、宮崎にはサービス過剰なパンが多い、ぐらいは言ってもいいだろう。地鶏でも冷汁でもなく、宮崎と言ったらパンである。それぐらい言わないと終わらないので言ってしまおう。パンだ、宮崎は。たぶんな。