先日「うどんログの人にうどんナビをしてもらったよ!」の取材時に、うどんログ・マツイ氏としてたお話。 「うどんを自分で打つとき、何か練り混んだりしないんですか?」 「そうですね、よもぎとか、梅なんかが入ってるやつってありますけどねー」 「他にいろんな味があってもよさそうですよねえ」 「ゆず味とか美味しそうだなあ。あと……カレー味とか」 「あー、カレー練りこんで作ったら、何もしないでカレーうどんになりますね! ナイスアイデアですね!」 「じゃあ大塚さん、作ってみてくださいよ!」 「………え」 「ね、作ってください! 是非!」
(text by 大塚 幸代)
そんなわけで、
打ってみることにしましたよ……。 カレー粉だけだと味が薄いかも、と思ったので、ドライカレーの素を用意。
まずカップ1杯の小麦粉にざーっとカレー味投入。
そこにテキトーに水を入れてこねこねこねこねして、少し寝かせてから、
切ります。
普通のお湯で茹でてから、醤油だしの汁にイン。 ……こんなんできました。
ずるずるー。 …………うむ。 しょっぱい。いや、麺のみ食べると良い加減の味なんだけど、醤油スープとからめると、クドいかもしれない。 でも麺の味をもっと薄くしても、合うかどうか、よく分からない……。なんか、こう、納得いかない感じの味。 カレーというのは、あの液体の状態が、味わうのに最もベスト形なんだろうなあ、と再認識。
マカロニみたいに麺の中を空洞にして、そこにカレーを詰め込んでみたらいいかもしれないなあ、でも、そんなの、素人の技術では出来ないわ……などと、悩みながら完食したのでした。