鉱石ラジオ作成
鉱石ラジオという存在を最近知った。
電池もいらない簡単に手作りできる手のひらサイズのラジオだ。
これは作ってみるでしょう。
ということで早速キットを購入。本当は全てパーツを揃えるところからやりたかったが、なにぶん電気に疎い私だ。そのへなちょこっぷりは説明書を見ただけで材料を放り投げたくなるくらい。
それでもなんとか「このコンデンサって数字が書いてあるやつだよな」なんてやりながら組み立て完了。
見たこともない、片方しかピンの出ていないコンセントを家庭用電源に入れると………
おお、聞こえる!
ラジオネーム「ピンクレディーのケイ」さんがスカートを自転車に巻き取られて脱げちゃった話をしている。どうやらニッポン放送のようだ。独特のAM臭のするトークを聞きながら感動する。
私のやる実験は夏休みの自由研究に重宝する、という感想をいただくことがあるが、今回のラジオも使えますぞ、お母様方。
他のもので聞いてみる
この鉱石ラジオ、キットに入っていたダイオードの部分は、他の鉱石でもラジオとして聞けるらしい。
そこで家にあるものを物色し、鉱石らしい物で試してみるが…
ダメだ。全くラジオが聞こえるものがない。
金属では全くの無音になってしまうし、人体だと強く「ブー」と鳴るだけ。墓石などで試してみたかったが、家にはないからなぁ、墓石。
しょうがない、外でそれらしき物を見つけて試してみることにした。
しかしここで問題点が一つ。
このラジオには長い長いアンテナが必要なのだ。
上で書いた、ピンが片方のコンセントを刺した家庭の電源の線がアンテナになっていたのだ。
外にそんなもの、ないよ。
とりあえず巨大な金属で、外にあるものをアンテナ代わりにしよう。
ということで車に移動する。
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