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コネタ628
 
犬とダンスを踊りましょう

犬とダンスを踊るだなんて、ファンタジーのようですが、実際にあるんです、そんな教室が。

おしゃれ工房でもご一緒した、犬のしつけ教室インストラクターの高山さんが、犬のしつけの一環として、飼い主さんと一緒にダンスを踊る「フリースタイル」というクラスを持っておられます。

犬とダンスって、一体どんなものでしょうか。もみの木動物病院のワンちゃんのしつけ教室からレポートします。皆さんも一緒にShall we ダンス?

八二一

高山美左先生と愛犬カイルくん

まっすぐ歩けたら、次は、横に移動する練習も

フリースタイルとは、愛犬とコミュニケーションを深め、しつけをしながら楽しく一緒に踊るというものです。

犬と一緒にトレーニングし、そしてダンスを発表するという、欧米では人気のスポーツだとか。日本ではまだ珍しいけれど、徐々に広まってきているそうです。

まずは基本の動きから

リードを外して、飼い主さん(ハンドラー)のとなりにぴったりと寄り添ってウォーキングする練習からはじめます。この「リードを外して一緒に歩く」ことが、簡単そうで難しいのです(普通、リードがないと犬は、どっか行っちゃいます)。

まっすぐに歩けたら、次は左右に歩く練習。ハンドラーが横に移動すると、犬もぴったりとくっついて移動します。

その後、足の間をくぐったり、バックしたり、一回転ジャンプなどの技を練習します。

みんなとってもかしこい!ひとつひとつの技が難しいのに、これらを組み合わせてダンスを踊るなんて、改めて難易度の高さに感心します。


足の間を犬がすり抜けるウィーブという技
器用に足の間をくぐりながら前に進みます

解説をする高山先生と受講生の皆さん

犬は勝手に踊ってくれない。うーん、そりゃそうだ。犬とダンスのイメージって、人間が踊る横で犬が勝手にじゃれて飛び跳ねてる図を想像していたんですが、とんでもなかったです。

ステップ、ジャンプと、根気よく練習して、技をひとつづつ積み上げていくのです。そして、ちゃんとハンドラーと一緒になって、魅せる演技を披露するのです。拾得した技の数だけ、表現の幅が広がっていく。いわば、ダンスはその集大成なのです。

という訳で、基本の練習の次は、音楽に合わせてダンスの様子を見てみましょう。


見て見て、足の裏と手をタッチしてるんですよ!
ハンドラーの合図でゴロリ〜ンと転がる

ぴょ〜ん!一緒にジャンプです。かわいい
上手にステップを踏んで、楽しそうに踊っています

くるりと一回転ジャンプです
そして、決めポーズ

一列になって回転したり……

犬って躍動感があって、動きも素早いので、音楽に合わせて動くとかなりぴったりはまるんですね。そして何より、飼い主さんと一緒に動いていることが、楽しそうです。

グループダンス

個人技を見せていただいた後は、みんなで踊るグループダンス。他の人たちと動きを合わせて踊ります。数が増えるとまたかわいいです。


輪になったりとフォーメーションをチェンジしながら踊る

みんなでウィーブ

技の数々が繰り広げられると、かわいいのはもちろん、よくできたねぇと、いじらしさ満点です。想像していた以上に技術的でエンターテイメント性の高いものでした。

犬とダンス、見てみるだけでもとっても楽しいですよ。いつかは、愛犬と一緒にダンスを踊ってみたいかも、なんて、夢が広がること受け合いです。

立ってます。超かわいい

いきなり踊らなくても、まずは基本のしつけから。
高山先生の教えていらっしゃる
もみの木動物病院ワンちゃんのしつけ教室

 

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