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コネタ


コネタ733
 
本場の台風対策
とにかく押さえろ。

ご存知の通り沖縄は本当に台風が多い。実はこれを書いている今も接近してきている(9号です)。そんな土地に住んでいると人間はやっぱりいろいろな工夫をするもの。今回は台風のメッカ沖縄の台風対策をいくつか紹介します。

安藤 昌教

逆らわない系

まずは自然の猛威には基本的に逆らわない系。看板等高さのあるものは強風で倒れると危ない、だからはじめから倒しておくのだ。そう、やられる前にやられたふり。台風接近中のニュースを受けると、まだ風も無いのに町ではいたるところで看板が倒れている。さながら被害状況先取りだ。

 

まいりました。
倒して、しかも土嚢で押さえ込み。
あちらこちらでぱたんぱたんと。
海でもライフセイバーさんの見張台も倒されていました。
倒してあるのか倒れたのかわからない。

 

守る系

次は積極的に守ろうという姿勢の見られる対策。とにかく包んで暴風雨から守る、というもの。これの対象となるのは看板よりは大切、だけど家の中にしまうには大きすぎる、そういった物だと思う。例えば車とかバイクとか植木とかがこれにあてはまる。この方法、多少手間はかかるが効果は大きいだろう。だけど包み方が甘いともろとも持っていかれるので注意が必要だ。

完全に包まれていて何が入っているのかわかりません。
植木にはネットを。
これで一安心。
これはたぶん飛ぶと思う。

 

縛る系

最後は簡単で効果的、そんな都合のいい対策を。飛ばないように近くの木とか電柱とかに縛って固定しておく方法だ。中には倒して、しかも縛っている二重対策も見られる。ちゃんと縛っておけば効果は大きいと思われるが、縛ったことで満足してしまっている感もある。

椅子とかテーブルとか、まとめてどーんと縛っとけ。
シーサーもつがいで縛っとけ。
あーこれ飛びそうだなあ、と思ってみてみると。
一応ビニ紐で縛ってありました。

1つの文化と言えます

沖縄では台風対策はかなり早い段階から動き始める。みんなさんざんひどい目に遭ってるから警戒しているのだ。だけど意外となげやりな対策もあったりする。もういいよ、来るなら来いよ、だけどみんなやってるし一応対策しとこ、みたいな。

せっかく休みを取って沖縄に来たのに台風も一緒にやって来やがった、という方へ。そんなときは自然の猛威を恨むよりも、そこに暮らす人たちの知恵を観察してみても面白いかもしれません。

遊泳禁止を嘆くカップル。

 

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