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コネタ


コネタ802
 
中国に日本の「の」が浸透した

(text by ライスマウンテン

 中国の流行は「の」である。このタイトルといい、この書き出しに何をライスマウンテンは言っているのだと思っているそこのアナタ、この文章は文法的に間違っているわけではないのですよ。なんたって、本当に日本語のひらがなの「の」が文字として中国では浸透しているのだから。日本人は漢字を中国から輸入したけれど、今中国人は日本から文字を輸入したのだ!…「の」の字だけ。

 今回も中国の街で「の」を捜しに現地調査にはりきりました!


中国で「の」といえば、真っ先に見かけて、目に入るのがこの2つだろう。「鮮の毎日C」は中国でメジャーなジュースで、「優の良品」は香港の有名なお菓子屋。どちらもなんとなく意味がわかりそう。でもたぶん文法間違えてマスヨ!

この「の」の使い方は、OKなのかNGなのかキワどいボーダーライン。中国だからNGなんてのは良くない考えだ。冷静に「の」の使い方を見守りたい。それにしても「熊の屋」のイメージ画像なのだろうか、看板の背景デザインはクールの一言。

これまた比較的まともな例。ウェットティッシュといいたいのだろう、きっと。なんだハジけてないじゃん、とページを閉じるのはちょっと待ってください。これからハジけるから。

カワイイように見えるデザインなのに、この4文字を見た途端、暴走族、むしろレディース仕様。右の絵の「族」の字のハートがポイントだ。作者はそんな風に日本人がこの文字を見て想像するとは思わないだろう。まさに不本意。英訳は「REDLIPGENS」。族はGENS、一族という意味だそうだ。

これまた「族」ネタ。ど真ん中の文字は「の」っぽくなさげですが、間違いなく「の」です、ハイ。それにしても「〜の族」ってこっちではメジャーなのだろうか。

一見まともそうだが、魚の貝殻なんてない。っていうか一種のセンスか。

「雪の品」。一見ありそうで、なさそうな固有名詞。

なんとも両サイドの漢字が読めなくて困ったが、真中の「の」だけはクリア。

「の」ダブルコンボ。「剛の酷」ってのは日本人は想像できぬコンビネーションで、ググっても検索結果ゼロ。まだまだ日本語も新語開拓の余地アリだ。まずは伊豆休閑浴場にいらっしゃいませ〜

これは珍しい、「の」トリプルコンボ。「美の美」「MEgのMEg」「MのM」だ。ショーウィンドウ越しに撮ったので、不気味な写真になってしまった。泥パックの商品と見せかけて、普通の白い顔パックというどんでん返しを期待したい。

そしてライスマウンテンの選ぶ「の」大賞はこれ。

「の」!って感じがよく伝わる逸品。文法無視っていうか、むしろ想定外。邦楽なのに商品の左側に浮く面もナイスデザイン。ビバ、ジャパニーズTVドラマ!!!

中国人に聞いたら、「の」と読んで「ダ」と発音するらしい。
中華的の「的」と同じなんだそうだ。
で、もう既に「の」は本当に都市部の中国人に浸透してるんだとか。
日中友好の掛け橋として「の」にはぜひがんばってもらいたい。
「の」自身は頑張りようがないけど。

のだらけですがな


 

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