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コネタ


コネタ866
 
ビールで株を勉強しました
体を使った勉強です

自慢じゃないが、株の仕組みがわからない。さっぱりわからない。

「お小遣い稼ぎに株をやってます」なんて言う人がいても「へ〜」と感心するだけで、何か質問しようと思っても、出てくる言葉は「儲かってますか」くらいだ。

一体、なにがどうなって、得したり損したりするんだろう? 

その、よく分からない株の仕組みでビールの価格が変動する飲み屋があると聞き、勉強がてら行ってきました。

高瀬 克子

ドイツだらけ

それは、正しくは「飲み屋」ではなかった。株式ビールは、ドイツ大使館の隣で行われている「ドイツ体感スクエア」というイベント会場で飲むことが出来るという。

さっそく大使館のある広尾へ行くと、駅はすでにドイツ一色だった。


出口表示の上もドイツ
地上へ出る階段もドイツ

駅の中は見事にドイツだらけになっている。これほどまでに大がかりがイベントだとは思っていなかったので、さすがに驚いた。

聞けば、今年は「日本におけるドイツ年」だという。なるほど、そういうことだったのか。それにしても、すごい力の入れようである。


イベント盛りだくさんの模様
会場には巨大なサッカーボールのオブジェ

そういえば来年のワールドカップはドイツ開催だったなぁ、と思いながら、1300円の入場料を払ってイベント会場に足を踏み入れた。


サッカーをやる人
芝生の上で思い思いに楽しむ人

敷地内では写真展やアートイベントが多数行われていて、いろんな側面からドイツを知ることが出来るようになっている。

さらには、こんなものまで。


おお、これは並ばないと

デイリーポータル内で、バウムと言えば古賀さんだ。今回、誘わなかったことが心底悔やまれる。古賀さん、どんなリアクションを見せてくれたんだろうなぁ…。


すでに長蛇の列
巨大バウムがぐるぐる回っております

 

さっそくビールへ

バウムに心惹かれながらも、今回の私の使命はビールを飲むことだ。いや、ビールを飲みながら株式を学ぶことなのだ。

さっそく店内に入ろう。


店の前ではカップルがメニューを凝視しておりました

テーブルの上には普通の店と同じようにメニューが置かれているが、ビールの値段は空欄のままだ。

代わりに、システムが詳しく書かれた紙が置かれている。

注文するビールの価格が株式相場と同じように変動する、新しいタイプのビアレストランです。「買い注文」が多いビールは値が上がり、少なければ下がります。

…ほうほう。


店内にはビールの価格変動を示す巨大モニターが

注文するタイミングで価格が決定しますので、ビールが運ばれてくる間に価格が下がってしまうこともありますが、逆にビールが届いた時に値が上がっていれば、得をした気分になれるでしょう。

…ん? すでによくわからない。それって得なのか?

だいたい、人気があるビールの値段がどうして上がるのだ。安いビールを買って飲んだ方が得ではないか。…あ、そうか。その段階で売れば儲かるのか。

少しだけ株の仕組みが分かったような気がします。


値段は上がったり下がったり。細かく変動しています

 

最初は気になっていた価格も

というわけで、飲みました

仕組みが分かったところで、ビールを注文。お店の方が、いちいち「ただいま○○円ですが、よろしいですか?」と聞いてくれる。

思わず「構わん。買いだ!」と言いたくなるシチュエーションだが、おとなしく「はい」と答えてビールを待つ。

そうか、株ってこうやって運用するのか。

杯を重ねるごとに
どうでもよくなってきました

ビール片手にモニターを見ながら「あ、このビール50円上がった!」だの「100円も下がったよ!」だの言いながら飲んでいたのも最初のうち。

最終的には値段のことなどどうでもよくなって、おいしいドイツビールを飲み続けたのでした。とりあえず、株に手を出すのはやめておきます。

もう、高くてもいいから買いだ!

 

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