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コネタ


コネタ914
 
マカロニに何を詰めるべきか
問題は穴の小ささか

皆さんは「マカロニの穴」に想いを馳せたことがありますか。私はあります。

で、いくら考えても、あの穴の存在理由が分からない。なんでわざわざ? 普通にスパゲッテじゃダメだったのか?

以前、チクワの穴問題に関しては自分の中で決着が付いた。そこで、同じようにマカロニにも物を詰めることで自分なりの解決を図りたい。

穴シリーズ、第二弾です。

高瀬 克子

直径2ミリの穴にタラコを詰める
爪楊枝で無理やり詰める

いきなり詰まりません

買ってきたマカロニ(マ・マー)の袋には「グラタンマカロニ」と書いてあった。どうやらマカロニは、最初からグラタンを想定して売られているらしい。

でも、どうしてグラタン=穴(マカロニ)なんだろう。今まで生きてきて、誰もそのことを説明してくれなかったが、みんな納得して食べているんだろうか。

それはさておき、穴だ。どんな理由があって、こんな面倒な工程のある食べ物が好まれているのか。

ま、分からなければ詰めればいいさ。詰めれば分かるさ。…とばかりに、まずは詰めやすそうなタラコを詰めてみた、のですが。

いやー、穴が小さすぎて、詰まりません。なんとか1本分を詰め終えたものの、時間がかかりすぎていけません。

というわけで、ちょっとばかり趣向を変えさせてください。

 

ペンネ登場

あまりの穴の小ささに企画が頓挫しかけたので、焦ってペンネを買っ てまいりました。ま、マカロニの親玉みたいなものですから。


穴がデカくなりました

これで少しは作業がしやすくなった。さっそく物を詰めていこう。

ただし、何でも詰めればいいってもんじゃない。今回は詰めた後、茹での作業が待っている。茹でても溶けて流れないような物を選ばなければならない。

そこでまずは、この2つを詰めることにした。


肉部門代表、サラミソーセージ
乳製品代表、チーズ

これが、なかなかうまく詰まらない。「穴が大きくなった!」と喜んでいるが、計ってみたら直径4ミリだ。えらい小さい。

さらに穴が伸縮してくれないため、どうにも挿入物と穴とがフィットしない。ペンネ自身に「これは容れ物ではありません」と拒絶されているような気持ちになりながら、なんとか固形物を押し込めた。

続いて、ソース2種類を詰めてみる。


ミートソースのレトルトと
バジルソースも入れてやれ

「おや、そんな物を入れて茹でたら、中身が流れてしまうのでは?」
と思った皆さん、大丈夫です。


短いスパゲッティを端に詰めて、栓に

細かな工夫を凝らしながら、なんとか5種類、無事にペンネの中に収めることができた。さっそく茹でることにしよう。


当初はカラフルだった皆さんですが、

茹でた途端に色のトーンが下がりました

 

結果発表

食べる前から、なんとなく結果は見えていたのですが、せっかくなので穴の中の様子をご覧ください。


ミートソース。かろうじて具は残ったものの、うまみ流出
チーズ。うまみどころか、中身ほぼ流出
バジルソース。葉っぱが残りました
サラミ。あの刺激的な味はどこへ
タラコ。百歩譲って、つまみにいいかもしれません
この「へばりつき」感に拍手を送りたい

見た目からして微妙だったが、ものの見事に美味しくない。

特にソース類に関しては、スパゲッティの栓が栓としての役目を果たしてくれずに「カス」とでも呼びたくなるものが残ってしまった。

固形物にしても、なんだか微妙なことになっている。

どれもこれも「トマトソースとかかけたら、普通に美味しくなるのになー」と思うものばかりだった。

…はっ。それって、通常のマカロニの食べ方なのでは。

何と言いますか、長く親しまれてきた食べ物には、きちんとした理由があるのですね。

結局、なんのために空いている穴か、という疑問は解消されませんでしたが、「穴を見たら詰めたい」という欲に駆られる私には、いいクスリになりました。

まったくの私見ですが。マカロニの穴って、たっぷり絡めたソースがポコッと入って、それが「お得!」とか「うまい!」に繋がっているのかなぁ、と思いました。

無理に物を詰めるために存在する穴じゃないことだけは確かです。

本来あるべき姿

 

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