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コネタ


コネタ919

 
酸味が甘味に変わる! ミラクルフルーツを試す
これがミラクルフルーツだ

ミラクルフルーツという食べ物がある。いかにもうさんくさい名前だが、西アフリカ原産のフルーツのことだ。

何がミラクルなのかというと、これを食べると舌の味覚が変化し、酸味が甘味に変わってしまうらしい。レモンを丸かじりしても甘く感じてしまうのだ。

これを利用して、糖分控えめの酸っぱいスウィーツとミラクルフルーツを出すカフェが池袋に誕生したらしい。糖分が控えられて、かつ甘い(本当は酸っぱい)スウィーツが楽しめるという。ダイエット効果があるそうだ。

本当に酸っぱいものが甘くなるのか。オープン直後のお店に行って試してきました。

梅田カズヒコ

ミラクルフルーツカフェの看板。

池袋“ナンジャタウン”へ。

ミラクルフルーツが食べられるという「ミラクルフルーツカフェ」は池袋サンシャインシティの中にあるナンジャタウンという施設の中にあった。

ナンジャタウンはプチテーマパークといった趣で、このミラクルフルーツカフェのほかにも世界のアイスクリームが食べられる「アイスクリームシティ」や全国23店の味自慢の餃子を堪能できる「餃子スタジアム」なるものがあり、ミラクルフルーツより餃子やアイスクリームに触手が伸びてしまいそうでした。

それも魅力的だけど今回はミラクルフルーツだ。

 

これがミラクルフルーツだ!




ミラクルフルーツという突飛な名前を冠されたフルーツだけど特に変わったところはない。、いかにも“なにかの実”といったところだ。

手でぷにぷにしてみる。が、特に変わったところはない。

食べてみる。

乾燥されたあんずやレーズンのようなほのかに甘酸っぱい味だった。

ちなみに日本の気候では栽培できないミラクルフルーツだが、収穫後すぐに食べないと効果が出ないそうで日本ではなかなか入手できない代物だったそうだ。
しかし、フリーズドライ製法の商品化に成功し日本でも簡単に食べられるようになったらしい。

 

続いて酸っぱいスウィーツ、登場。




この「クイーンズレモンムース」は99キロカロリー。糖分が少ないおかげで低カロリーだ。試しにミラクルフルーツを食べる前に食べてみたが酸っぱくてとても食べられるものではなかった。上にはいやみなレモンが乗っている。

しかし、しかし!!

ミラクルフルーツを食べたあとにこれをぱくりと食べてみる。甘い! 甘いぞ! しかしそれほど甘いわけではなくほのかに甘いほどなのだ。少し酸っぱさも残っていて、甘酸っぱいいい味だ。ヨーグルトの味がした。さっきまで味もしなかったのに! 上に乗っているレモンも甘美でジューシーでなグレープフルーツに早変わり。

レモンがおいしくて思わずレモンをまるまるむさぼってしまう。


おいしそうにレモンを食べる筆者。
こうやって後日写真だけ見ているとばかな人みたいですね。

 

続いてミラクル実験室なる商品を頼んでみた。



ミラクル実験室」といういかがわしい(すみません)商品も頼んでみた。かぼす、お酢、梅干し、酢こんぶといった酸っぱいものや青汁といった単に飲みづらいものまでいろいろあって、店内で味の変化をろいろ試せるという。

それぞれ試してみた結果は以下の通り

・酢こんぶ
独特の酸味が消え、ちょっと香ばしい味がした。

・梅干し
梅干しキャンディだ。

・プチトマト
取れたての新鮮なトマトのように甘い味がした。

・よっちゃんイカ
甘味もすっぱみもない。

・すだち
ぶどうみたいな味に変身。

・トマトジュース
クランベリージュースみたいな味がした。

・青汁
飲めなくはない。しかし独特のにおいはそのままだからやっぱり飲みづらい。

・お酢
生のお酢はさすがに酸っぱいぞ。りんご酢とかこんな味だった気がする。しかし舌はお酢を飲んでも大丈夫なのだが、のどはそのままなので飲んだあとのどが熱くなった。アルコール度数の高いお酒を飲んだときのような雰囲気。


お店でのまとめ

というわけでミラクルフルーツをいろいろ試した結果

・酸味が甘味に変わるという話は本当だ。
・効果や感じ方には個人差があるようだ。
・舌の感覚は変わるがのどごしやにおいはそのままだ。

 

5粒で1250円。けっこう高いぞ。

持って帰ってきたよ

このミラクルフルーツはテイクアウトも行っているということでさっそく買って帰る事にしました。

自宅でもいくつかの食品の味の変化を試してみようと思います。


まずは……




実験その1 もずく

僕は好き嫌いはないのだが、もずくはあまり積極的に食べない。理由は味付けが酸っぱいから。もずくは酸っぱいものと決まっているがこれが甘くなったらちょっと楽しいんじゃないか、と思いさっそく実験してみる。


試食中。

・結果

甘酸っぱい。これはこれでありだと思う。むしろ僕はこっちのもずくのほうが好きだ。お店でミラクルフルーツを体験したときは分からなかったが、自宅で二度食べて気づいた。このミラクルフルーツは10のすっぱさを2の甘さぐらいに変えてくれるのだ。だからもずくがほんのり甘酸っぱくなる。




実験その2 すっぱいポテチ

酸っぱいポテト「すっぱムーチョ」を食べてみる。これがおさつチップスみたいに甘くなるのか。

・結果

酸っぱいというより、甘いというより、味が消えてしまった。薄味で何らかのうま味が施されたポテトチップスという味だ。ミラクルフルーツの影響でかなりばかになっている自分の味覚。



実験その3 タバスコ

最後はタバスコを用意した。別に体を張って楽しませたいわけではない。いたって真面目だ。
僕の予想はこうだ。タバスコが辛くなくなるんじゃないか。
タバスコというのは強烈な辛味と酸味でできている。
この辛味+酸味がミラクルフルーツによって辛味+甘味に。
辛味+甘味は相殺しあって辛くなくなる、もしくは辛味が薄まる。そのどちらかではないか。

思い切ってぺろりとタバスコを舐めてみた。

・結果

洗面所に給水しにかけこむ筆者の図。


なんでも試せばいいというものではないようだ。

一緒に行った友達もぱくぱくレモンを食べてました。

ミラクルフルーツは食べた人の味覚を変えてしまう文字通りミラクルな食べ物でした。
皆さまも話のタネに一度ぐらいは試してみてもいいんじゃないでしょうか。

酸っぱいものは体にいいし、ダイエット効果があるようなので近い将来「ミラクルフルーツダイエット」が話題になるかもしれません。その際はミラクルフルーツ研究家といういかがわしい肩書きで偽名でダイエット本でも出してみようかと企んでいる。うそだけど。


 

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