■そしてひとつの疑問
それにしても、いったいアンモナイトはいくつあるのか。
館内で声をかけてくれたスタッフの方に何気なく聞いてみたら…「倉庫も入れると、いっぱいあってわからない」というような答えが。
私が話しかけた相手は、三笠市立博物館の長谷川館長さんだった。
化石のたぐいは、年間100〜120点ほど寄贈されるとか(昔は化石堀りを趣味にしていた人が多かった。今は勝手に化石を掘ってはいけない)
また、何かのおりに個人で1〜2万点もの化石の寄贈があるそうで。
お話をトータルすると、この博物館には数万個単位でアンモナイトや化石があると思われる。無造作にもなろうというものだ。
館長さんはお話の後、「これどうぞ」と、おみやげにウニの化石を持たせてくれた。
三笠市および三笠市博物館からは、いろんな意味で北海道らしい大らかさを感じた。
そんな化石まみれの三笠市立博物館には、アンモナイト以外に、炭鉱の歴史なども展示されております。
三笠市立博物館
〒068-2111 北海道三笠市幾春別錦町1丁目212-1
TEL:(01267)6-7545 FAX:(01267)6-8455 |
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いただいた本とウニの化石。約1万年ロマン。 |
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