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コネタ


コネタ941
 
飲む、玄米

沖縄でよく目にするが、これまで手をだせずにいたものがあった。玄米だ。玄米といってもご飯ではない。沖縄でいうところの玄米は飲料なのだ。ビンに入って売られている。

今回たまたま風邪を引いたので、栄養あるかなと思って飲んでみました。

安藤 昌教

冬になると。

冬の風物詩です

冬になるとスーパーの店頭には玄米が並ぶ。もしかしたら夏でも売られているのかもしれないけど、基本的に温めて飲む飲み物のようなので冬がシーズンなのだ。

いくつかのメーカーが玄米を売っているが、どれも一様にビンに入って金属の蓋がされている。飲み物売り場の片隅で恒温器で温められた状態で売られている場合も多い。

どこでも売っている。
こんな風に。
湯せんされて。
コンビニだとカフェラテとかの隣に。

 

げんまい。

げんまい

一本買ってみた。商品名「げんまい」。誰にも文句を言わせないネーミングだ。

今回は恒温器に入っていたやつを買ったのでまだあつあつだ。せっかくなので冷めないうちに飲んでみよう。

どろどろ。

輪っかの部分を引っ張り、ぽん、っと金属の蓋を開けると、同時に温かいしょうがの香りが広がる。忘れていた冬の香りだ。

ビンを覗いてみると玄米がどろどろになっているのが見えた。あまり見栄えのしない光景だったのでなるべく見ないようにして一口含んでみる。

 

とにかく濃いです

味は、複雑だった。うまいかまずいかでいうと「濃い」だ。こいつ、とにかく濃い。ビンを傾けるとどろどろと面倒くさそうに玄米がこちらに向かってくる。それを噛むようにして飲む。初めてのことなのでなにがなんだかわからなかった。しばらく考えたあと、もう一口含んでみる。

いや、まてよ。これ、うまいかも。

見た目から想像力を働かせすぎるのだろうか、一口目はあまりうまくないのだ。だけどなぜだろう、二口目からは明らかにうまい。三口目はさらにうまい。穀物独特の甘さをしょうがが見事なバランスで包み込んでいる。加えてこのつかみ所の無い食感。本当に言葉にするのは難しいのだけど、しいていえば全ての栄養素を含んだ未来の流動食みたいだ。

 

げんまい、一気飲み。

なぜか元気がでます

玄米は飲んだ後にむくむくと力が沸いてくる感じがする。栄養ドリンクを飲んだ後みたいな感覚だ。だけど原材料名を見ると玄米、あと黒糖としょうが。タウリンとかビタミンとか入っていないのに、この力はどこから沸いてきているのか。

よくわからないけどとにかくうまいのでまた飲むと思います。冬の沖縄土産は玄米で決まりでしょう。


 

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