「このあいだ、5差路なのに信号が無いところがあってドキドキしちゃいましたよー。」 という話を、知り合いから聞いた。
たしかに、それはちょっと恐いかもしれない。
ということで、どんなもんか定点観測してみることにした。あ、場所は長崎です。
(T・斎藤)
こんな交差点だった。 たしかに5差路。上の写真をクリックしてもらうとわかるが、交差点から5つの道路が伸びている。それもけっこう交通量がある。
なにかトラブルとか起きないのだろうか? しばらく居座って観察してみることにした。
と、よく見ると交通整理をしてるっぽい人がいる。 そうだよね。いるよね、やっぱり。
なぜこの人はここで水撒きをしてるのか、よくわからなかったが、近くで工事をしていたので、たぶん埃が舞い上がらないようにしてたんだと思う。
いずれにせよ、交通整理ではなかった。
こんなに交通量多い。 信号がないのでみな減速しつつもワラワラと交差点に入っていく。なんだかゲームみたいだ。
見通しはわりと良好である。 そのため、ノンブレーキで突っ込んだりしない限り、まあまあ安全である。
長崎は全般的にアバウト、言い方を変えれば大らかな雰囲気があると私は思ってるのだが、これはその象徴かもしれない。
しばらく見ていたら、だんだん慣れてきた。 「本当は別に信号とか要らないんじゃないか?」 とさえ思えてきた。これから日本は信号の数をだんだん減らしていったらいいと思う。
が、帰りがてら実際に自分で通ってみたら、やっぱりちょっと違和感があった。けっこうヤバい。
早く信号作った方がいいと思う。