野球はメインストリームじゃなかったのか
この日は日曜日だったため、球場は超満員で立ち見も出ていた。
といっても客席も片側に80人ぶんぐらいしかないのでたぶん300人ぐらいだと思う。
見にきている人はかなり熱心な野球ファンであるようだ。ここでは国民的な人気スポーツ、野球のイメージはない。マニアックなのだ。
ほぼ全員が選手名鑑をもっている。そしてスコアをつけているひともちらほらいる。
なんだこの熱心さは。
聞こえてくる会話も
「きのうは寒かったけど」
毎日きてるのか。3デイズのライブをすべて行って「きのうと曲順が違う」とか言ってるファンのようだ。対象は野球という国民的スポーツだが、アプローチのしかたにサブカル臭がする。
共通しているのはローズへの想い
と思うと、売店がないのでみな勝手な食べ物を持ってきて勝手に食べている。タッパーいっぱいの焼きそば、肉まん、カップヌードル(お湯はどうしたんだ?)。
目の前で野球を見てカップヌードルを食べる晴天の春の日。彼的にゴールデンタイムであることは間違いない。うらやましい。
試合前、選手名鑑のローズの写真をじっと見ている子供がいた。
マリーンズファンの共通した気持である。
かいせつ:ローズ
今年、ロッテはかつての首位打者ローズを獲得したがなんと開幕前に退団。成績が悪かったとかそういうレベルでなく切ない補強となった。
球団はローズかつ弁当という弁当も用意していただけに球団もファンも大いにがっかりした。きっとローズかつ弁当のパッケージの色校も終わっていたのではないか(かってな想像)。
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