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フェティッシュの月曜日
ロッテ浦和球場に行こう
 

ロッテ浦和球場という野球場がある。

千葉ロッテマリーンズの2軍のホームグラウンドだ。ここはプロ野球のイメージとはちょっと違う球場なのだ。

今回は僕が大好きなロッテマリーンズとロッテ浦和球場をご紹介します。

野球に興味がない人も読んでみて!(text by 林 雄司


3塁側スタンド

スタメン表。いま打席に立っている選手のところに印がついている。(拡大

ジュース買ってたら後ろに並んでるのが野球選手だった。

試合前にベンチ裏でなにか食べる西武の選手たち。すぐそこで。

どんな球場なのか

ロッテ浦和球場は武蔵浦和駅から徒歩15分。ロッテの工場の横にある。ぱっと見、工場で働く人たちのグラウンドのように見えることは否定しない。僕も最初そう思った。

この球場の特徴は

・入場無料
・ナイター設備なし
・内野席しかない
得点、スタメンの掲示板の類はすべて手動
・売店なし

かつては席がなくて土手だけだった気がするのだが、いつのまにか座席ができている。

ただ、選手はものすごく近い。グラウンドも観客席も同じ高さである。選手が近くにいる興奮でオーロラビジョンや電光掲示板というものがないことに気づかない。

 

選手が身近に感じられる

新しい球場ができると客席の傾斜を工夫して選手を近くで見れるようにしました、とか言うが、たぶんここがいちばんだと思う。すぐそこで野球をやっているような感覚だ。1階の教室から野球部の野球を見ているようだ。

自動販売機もトイレも選手と共用である。

自動販売機でジュースを買っているのは西武ライオンズの3年目、福井投手。ちなみに福井選手とはこのあとトイレでもいっしょになった。もう僕はファンだ。がんばれ。

選手があちこち歩いているので、ファンもばんばん写真やサインをねだっている。選手も淡々とこたえていた。

西武のベンチ裏ではまかない?ではないが、選手たちが何か食べていた。ベンチの裏の地べたに座って楽しそうに食べている。いよいよ野球部っぽい。友達みたいな気がしてくる。

 


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