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特集


はっけんの水曜日
千住を半日あるく

先日、用事があって足立区は千住に行った。初めてなのに、初めてじゃない気がした。
なんでだろう? と、よくよく考えてみたら、千住は『3年B組金八先生』の舞台になった町だった。町のあらゆる場所が、ロケに使われている。『金八』の他にも下町が舞台の映画やドラマに頻出している。

私は郊外のベッドタウンに住んでいたので、古い町並みや商店街、あふれる人情なんかは、テレビの中だけのものだった。テレビでしか見たことがない、楽しそうな町。頭の中にあった町。
「あれは、千住だったのかあ」
すこし不思議な気持ちになった。

実際の千住を、半日ほど歩きまわった。

(text by 大塚幸代




「ばっちこーい!」

びっしり生えてたクローバー。

まずは荒川土手へ

北千住駅下車。
なにはともあれ、とりあえず、荒川河川敷に向かった。
『3年B組金八先生』のオープニングでおなじみの、あの土手だ。

東口から、商店街をぬけて、15分くらいテクテク歩くと、土手にぶつかる。
階段をのぼり、高くなっている、歩道の部分に立つ。

「おお、これが、あの………ん? あれ?」

何か印象が違った。
ちょっと考えてみて、分かった。雑草が青々と、生え過ぎているのだ。

金八先生は、受験&卒業ネタが必ず入るため、秋冬(9〜3月)に撮影されるはずだ。
つまり、こんなに草が生い茂った土手は、シーズンオフなのだろう。

足下を見ると、クローバーがびっしり生えていた。かわいい。時間をかけて探せば、四葉なんかたくさんありそうだ。

河川敷のスペースは、野球やサッカーをする人々でいっぱいだった。
サッカーする子供、フリスビーする女子大生、だらだら草野球する大人たち。
高校生らしき野球チームは、アホみたいに「そうりゃ、うりゃ、ばっちこーい!」「ばっちこーい!」と気合いを入れながら、キャッチボールをしていた。当然、みんな坊主だ。

歩道には、犬を散歩する人、ウォーキングする人、自転車で走り去るランニング姿のおじいさん、などなど。

子供も多かった。きゃあきゃあ騒いで追いかけっこをしていた。
都心では、遊ぶ子供をあまり見かけないので、すこしびっくりした。いたんだなあ、子供。



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