まずは荒川土手へ
北千住駅下車。
なにはともあれ、とりあえず、荒川河川敷に向かった。
『3年B組金八先生』のオープニングでおなじみの、あの土手だ。
東口から、商店街をぬけて、15分くらいテクテク歩くと、土手にぶつかる。
階段をのぼり、高くなっている、歩道の部分に立つ。
「おお、これが、あの………ん? あれ?」
何か印象が違った。
ちょっと考えてみて、分かった。雑草が青々と、生え過ぎているのだ。
金八先生は、受験&卒業ネタが必ず入るため、秋冬(9〜3月)に撮影されるはずだ。
つまり、こんなに草が生い茂った土手は、シーズンオフなのだろう。
足下を見ると、クローバーがびっしり生えていた。かわいい。時間をかけて探せば、四葉なんかたくさんありそうだ。
河川敷のスペースは、野球やサッカーをする人々でいっぱいだった。
サッカーする子供、フリスビーする女子大生、だらだら草野球する大人たち。
高校生らしき野球チームは、アホみたいに「そうりゃ、うりゃ、ばっちこーい!」「ばっちこーい!」と気合いを入れながら、キャッチボールをしていた。当然、みんな坊主だ。
歩道には、犬を散歩する人、ウォーキングする人、自転車で走り去るランニング姿のおじいさん、などなど。
子供も多かった。きゃあきゃあ騒いで追いかけっこをしていた。
都心では、遊ぶ子供をあまり見かけないので、すこしびっくりした。いたんだなあ、子供。
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