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特集


エキサイティング火曜日
 
知らない場所の肉を食らう!

真打登場。ウルテとホルモン。

これで最後。牛のカシラ。

最後にこれを食べないと終わらない。

謎の内臓トーク

残り3品となったところで登場したのはウルテホルモン

ウルテとは牛の食道で、ホルモンは腸の部分にあたる。

もはや味の違いがよくわからなくなり、会話は家族が手術したあとに見せられた盲腸の話へ……。
「妹の手術のあとに盲腸見せられましたよー」
「オレは父親の手術のあとに……」
「なんでアレ銀色のトレイに載ってるのかねえ?」
人間の内臓の話をしながら内臓肉を食べる私たち。ちょっぴりシュールだ。
しかしあの銀のトレイに乗っていたアレもミソ味にして焼いて食べるとおいしいのかもしれない。

ちなみにウルテは豚のナンコツより固く食べにくいが、それがおなかいっぱいのせいなのか、実際にそうなのかはもはや判別つけがたいところであった。ホルモンはやっぱりよく食べられる場所だけあってかなり食べやすい。むにむにとした食感がおいしく感じる。

そして最後の肉!

最後に食べやすいものを残しておこう! ということで食べたのは牛のカシラ

全員かなりおなかいっぱいになっていたのだが、これはかなりうまい。おいしいというよりは「うまい!」というカンジで、噛むと牛の肉汁がじゅわーっと広がりごはんが食べたくなってくる。最後にこの肉を食べたのは正解だった。

全員おなかいっぱいになったはずだったが……。

〆の1品はコレ

やっぱりシメにユッケビビンバを食べたい! ということでラストオーダー。

コチュジャン(韓国風辛味噌)をたっぷりいれてぐりぐりかき混ぜる。「肉とごはんは別腹!」などと言いながらかきこむ私たちの胃はどう考えてもおかしくなっていた。

 

内臓肉とは
もう食べられません……。胃の中に胃袋がいっぱい……。

簡単に内臓肉の特徴を説明しておこう。

・栄養価が高い。
・カロリーが控えめ。
・体内に吸収されやすい。

内臓肉にはビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、そして鉄分や亜鉛、カルシウムなどのビタミンやミネラルが多く含まれている上に、人間の体にある物質と同じような状態で体内に入ってくるため、吸収されやすいらしい。さらにカロリーも控えめというまさに理想の食材!

余談だが通常焼肉を食べた翌日は必ず体重が1kg以上増加する私も、あれだけ食べたにも関わらずこの翌日はわずか500gの増加に留まった。

これからの暑い季節にぴったりの内臓肉、あなたもいかが?

取材協力:
ホルモン焼 幸永
新宿区歌舞伎町2-4-11 ノア新宿マンション1F
03-3205-4364
営業時間:17:00〜7:00(L.O.6:15)、日祝17:00〜3:30(L.O.2:45)


 

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