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特集


フェティッシュの日曜日
 
さいたまロケット祭り&ドラゴン祭り

10月12日、埼玉でふたつのまつりが開かれた。「ロケット祭り」と「龍神サミット」だ。地元の人たちが作ったロケットを飛ばすお祭りと全国の竜神さまが集まるお祭り。

前者は流派ごとにロケットの技を競い合うのだという。そしてロケットは神社への奉納なのである。奉納ロケット。椎名林檎の曲のタイトルではない。

まずはロケットからどうぞ。(text by 林 雄司


観客の視点は一点に注がれている。
 
写真
ゴオオオオオ!
  
パフー!シュボー!

各流派ののぼり

激ヤバ!ロケットまつり!
 
埼玉県吉田町。秩父の山間にある町で電車は通っていない。隣町の駅からバスで15分。
祭りの到着するとかろやかなタイコの音が聞こえてきた。

どんがどんがどんがどんがどんが

ロケット祭りと言っても普通のお祭りじゃないか……

ゴォーーーー!

!!いきなりロケットが飛んだ。

こんな山間には似合わないごう音を立ててロケットが上がり、上空で仕掛けが広がる。ちょっとこれは、なんだろう。例えようと思ったがうまく例えられない、はじめて目にする景色だ。不思議な光景である。

来る途中にもらった道の駅のパンフレットに書いてあるフレーズもいかしている。

 

宇宙に魅せられた民の町

> 埼玉県 吉田町 ロケット発祥の地
> 宇宙に魅せられた山の民

秩父の山にロケット発祥の地があって宇宙に魅せられた山の民が住む。なんだろう、ロールプレイングゲームの途中の町か。ティムバートンの映画か。でもここは埼玉だ。

この祭りの正式名称は「龍勢祭り」。打ちあがるロケットを龍に見立ててのその名がついている。龍勢は地元の椋神社への奉納として打ち上げられる。

椋神社は秩父事件(明治に生活苦の民衆が武装蜂起した事件)の舞台だ。そこでロケットを飛ばすのだ。どことなくレジスタンスな雰囲気が漂っている。

そしてパンフレットの宇宙には「そら」とルビがふってある。

 

 

 

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