試行錯誤もいいところ
物には段取りというものがある。その段取りがスムーズに行くよう、最初から手を打っておくのが社会人というものであろう。
すれすれまで水を入れ、そこにだいぶ凹凸のある土台をはめ込むのだ。水がこぼれるのは当然じゃないか、とアルキメデスも言っている。
パリの空の下セーヌは流れるが、無策の机上にも容赦なく水は流れる。やがてこぼれ落ちて配線類をぬらしていく。
水にぬれたせいか、接着剤がすごく早く固着されたような。いちおう完成か?
・・・。ホログラムチップを入れたのは失敗だった。雪を降らそうとシェイクしたら、全部天井に張り付いてしまって中身がよく見えない。
新築・いきなり改築
やりなおしである。固まった接着剤にキリをつっこんでカナヅチで叩いて無理やりはがした。
ここでいきなり卵の殻登場であるが、砕いて入れれば雪のかわりになる。ちょうど最近ずっと卵ご飯だったので、殻は豊富にあるさ。
あまり大きいとすぐ沈むだろうから、細かく細かく。でも粉状だとドーム内にスモッグ発生となるので、茶漉しでこしたうえに、水を注いで上澄みをすてるという、飯炊きと同じような手順を踏む。
また土台とドームを接着。「北の国から」再放送見ながら、こっちはこっちで雪を降らせるのに必死。
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