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特集


ロマンの木曜日
 
七草を求めて川を下る

1月7日に七草がゆを食べると、その1年は健康に過ごせるそうだ。体調の悪い事がデフォルトな僕にとって、無病息災は強い願いである。年末年始の暴飲暴食から胃を休める意味もこめて、生まれて初めて七草がゆを食べる事にした。
スーパーに行けば七草セットという便利なものが売っているが、それで済ましては味気ない。どうせなら、野に生える七草を摘むところから始めたい。

そういう訳で、多摩川と荒川、二手に別れ七草を探しながら川沿いを下って行きます。それぞれ河口まで下り、海に出たら水上バスで移動してお台場で合流。お互いが摘んできた七草を使っておかゆを作ろうという計画です。

果たして七草は集まったのか?
そして、無事七草がゆを食べる事が出来たのか?

(text by 住正徳

セリ?

多摩川ルートは二子玉川から。荒川ルートは平井から。それぞれ河口を目指す

多摩川ルート:住 荒川ルート:林

春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を探す川下り。多摩川ルートは僕が担当し二子玉川から河口の羽田沖を目指し、ウェブマスターの林さんは荒川を平井から下り葛西臨海公園に出る。

・多摩川ルート(住):二子玉川→羽田(モノレール)→浜松町(水上バス)→お台場
・荒川ルート(林):平井→葛西臨海公園(水上バス)→お台場


野草のガイドブックを頼りに

それぞれ上記のルートで下って行き、幾つかポイントとなる地点で七草を探す事にしたが、僕たち2人は野草に関して全くの素人な訳で、そんな僕たちの強い味方は野草のガイドブック。
めぼしい野草はガイドブックの写真と比較して見分けていこう、という寸法だ。
ガイドブックには写真の他に、見分ける際のポイントも記載されている。


セリとドクゼリが見開きで並ぶ

しかし、ガイドブックだけでは判断が難しい場合もある。
例えば「セリ」の解説ページを見ると、隣のページに「ドクゼリ」という野草が紹介されている。
ドクゼリとは……

「湿地や小川などに生える猛毒の野草。若い頃はセリに似て、ときには同じ場所に生えていることもあるので注意すべきである」(「野草」永岡書店)

注意すべきである、と言われてもどうやって注意したらいいのか?
似ているものが同じ場所に生えていたら、それはもう同じものにしか見えないはず。
本当に大丈夫か?

一抹の不安を感じながらも、1月7日、七草探しを決行した。


 

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