ここでリリカルを探そう
旅先の感動を描くんだよ
絵手紙は手紙なので旅先での感動をちょこっと描いて送ったりするらしい。
もらったほうがうれしいかどうかはさておき、送るのは楽しそうだ。打った球はホームランかどうかはわからないがバット振り切った感じはする。
ハイキングに行こうかと思ったが、寒いしもう日が暮れてしまったので新宿にした。都会のリリカルとも言うべきシーンがある気がする。
まだ見ぬ恋人に出す気分で旅先(新宿だけど)の出来事を描いてみたい。
「寒いのに大変だと思ったよ」
「断るのも恐いんだよ」
「寒くないのかな」
「楽しいBGMが流れる安いお店に入りました」
リリカルか
中学生のころ、近所の公園で写生大会があった。「好きなものを描きなさい」という先生の言葉をどう解釈したのか、自分の靴を描いたひとがいた。
ドンペンくん(ドンキホーテのキャラクターのペンギン)を描いていてそのことを思い出した。
僕はいまあのときの彼といっしょだ。木を見て森を見ない。いや、木すら見てないで木の皮だけを見ているような。
中学校だとちょっと問題になってしまうテーマの選び方なのかもしれない。その点、大人は自由だ。