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特集


ちしきの金曜日
 
サンノゼ文房具みやげ


熊くんがまた一時帰国しました。おみやげは文房具。帰国まえのメールのやりとりで、文房具で日米対決しよう!ということで盛り上がりました。

文房具で遊ぶという発想が我ながらキン消し世代だと思いますが、アメリカのでかくてよくわからない文房具は予想以上でした。

(text by 熊/林 雄司


奥がアメリカのホチキス。手前ふたつが林がふだん使っているホチキス。

針もみっちり。5000本。

ホチキス抜きが日本のホチキスと同じぐらいの大きさ。

ホチキス抜きはこうやってつかう。

これがいちばん小さいホチキス

熊:これが店で売ってたなかで一番小さいホチキスです。
林:でかいよ。
熊:向こうのホチキスってぜんぜん通らないんですよ
林:おおきいのに?これいくら?
熊:4ドル99セントです。
林:やすいなあ。僕が持ってるのと比べよう。
熊:わああ。
林:この小さいホチキスをアメリカもってたらうけるかな?
熊:うけるというか、びっくりすると思いますよ
林:ドラえもんのどうぐみたいに。
熊:このアメリカのホチキス、芯もたくさん入ってますよ。5000本はいってます。
林:そんな使うかな。芯もでかい。

林:?一緒に入ってるこれなに?
熊:ホチキス抜きです
林:でかいなー。ホチキス抜きも。
熊:日本のホチキスみたいにいっしょになってないんですよ。
林:どうやってつかうの。
熊:裏で針をとってから、表に回って、抜く
林:むずかしいな。
熊:同じのがアメリカの駐在先にあるんですが、10枚も通らないんですよ。
林:こんな大きいのに?
熊:これも通らないですよ。

紙を閉じてみる。ガチャ。

林:30枚は通るよ。
熊:あれえ
林:アメリカの問題ではなく、熊くんの会社の問題なのでは?
熊:ええええ
林:大きいけど、性能は日本のと一緒、と。
熊:ほっとしますね。

林:これ(ホチキス抜き)あぶないね。
熊:ホチキスよりもホチキス抜きのほうが多いんですよ
林:いや、それはアメリカってことじゃなくて、熊くんが働いている会社の話じゃないの?
熊:そうかもしれないです。
林:これ英語でなんていうの?
熊:いや、とくに名前はないですね。
林:日本語でも「あれ」としか呼ばれてないものみたいなものかな。
林:カレーのルー入れるやつとか
熊:おすし乗っける板とか。
林:ああ、あの板、板だよね

 


 

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