嫌いな食べ物が全くないのだ。
子どもの頃から何でもよく食べた。給食で周りのみんなが残しがちなニンジンやピーマン、椎茸、グリンピースも私は大丈夫だった。大人になってからも、ついぞ嫌いなものに出会ったことがない。それどころか「ちょっと苦手な」食べ物すら無いような気がする。食べられる物なら何でも大好き。これでは何だか節操がない人みたいだ。
このさきアイドルにでもなったときプロフィールの「嫌いな食べ物」欄に何て書けばいいんだろう。友達の家に泊まりに行っておばさんに「好き嫌いある?」と聞かれたときも困る。「食わず嫌い王」出演のオファーが来たらお断りするしかないというのか。
一つでいい、たった一つでいいから嫌いな食べ物が欲しい!そんなわけで、今日は一日かけて嫌いな食べ物を探す旅をライブでお届けします。(text
by 古賀 及子)
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