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ロマンの木曜日
 
日本で一番小さい村
富山村の中心部

日本一小さい村、愛知県富山村の面積は34.78平方キロメートルで、 東京ドームに換算すると約749個分になる。 しかし、日本で一番小さい村のゆえんは面積ではなく人口。
今年の1月末現在で村の総人口は226人、日本で一番人口が少ない村だ(離島は除く)。

「世界がもし100人の村だったら」を地でいくこの村には、村で唯一の喫茶店や村で唯一の信号があって、温泉だって沸いている。

そんな富山村を探索しながら、村の人たちを何人見かけるかカウントしてみた。
もしかしたら100人くらい見かけて、村人の半数を見た!って言えるかもしれない。


日本で一番小さい村はどんな様子なのか?
そして何人の村人を見かける事が出来たのか?

(text by 住正徳



人口226人ってどれくらい?

まず富山村に行く前に、226人ってどれくらいだろうか?
東京ドームに換算すると…



最大収容人数5万5千人のうち、200人はこれくらいだ。
外野席の1ブロックで野球観戦出来る。

また、日比谷の映画館「シャンテシネ2」の座席数がちょうど226席で、広さはこれくらい。



富山村の人たち全員でここに座って映画を見る事が出来る。
そして、村の総世帯数は96世帯。



総戸数4959戸、全12棟のマンモス団地「豊島5丁目団地」の6号棟でいうとこれくらいの範囲に収まる。


人口226人の感覚がつかめたところで、実際に富山村に向かった。


飯田線大嵐駅

豊橋から飯田線で2時間ちょっと、「大嵐駅(おおぞれえき)」で下車する。
ここが富山村の玄関口だ。


 

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