●台湾の原宿、西門町

大塚：これは、西門町の写真。日本大好きな中高生の集う、原宿みたいな町です。私の泊まったホテルはここにあったんですけど。
林：代々木駅だ。
大塚： 看板とか、おしゃれ感を出すために、日本語併記してるんですが、案の定まちがってます。
林：美容院の看板、シャンプーの英語表記も間違ってるよ。シャプー。
大塚： あ、ほんとだ。
林：気持ち的にはわかるが、シャプー。
大塚： 日本の原宿よりも、若干派手でした、服とか。亜熱帯だからかなあ〜、なんて思いました。
林：ああ、亜熱帯。というか、ミニモニみたいな服だよねえ。
大塚： モー娘。はあんまり人気ないみたいですよ
林：なんで？
大塚： なんででしょう……アイドル雑誌とか見た感じでいうと、台湾の男の子は、可愛いより、きれいな女の子がすきなんじゃないですかねえ。美形タイプ。
林：美形かー。
大塚：国によって顔の好みってちがいますからねえ。
しかし台湾って、沖縄の延長線上にあるのにもかかわらず、ああいう開放的なノリは少なかったかもしれません。ハイパーでした。首都しか行ってないからそう思うのかな？　
中華圏って、香港もそうですが、なんかウルサイのを美徳としてるフシがあるじゃないですか。 飛行機が町中を低く飛んでも気にしないし、夜中まで夜市やってるし。
林：ウルサイのが美徳ならば、モー娘。とか人気ありそうだけどなあ。
……日本での人気がイコール台湾でも、ということではないんですね。
大塚： ウインズとか、日本の男のアイドルグループは人気でしたよ。スマップも。
あ、「冬のソナタ」の主役のペ・ヨンジュンも、雑誌のグラビアになってました。
林：3年2組 by school bus って……何？
大塚： ３年２組は、日本で有名は小中学生向けブランドの名前だと思います。それをマネしたのかも。
その下の写真がマスクです。
林：……これがマスクかー！　ワッペンかと思った。
大塚： これ、シャレじゃなくて、普通にバイクに乗ってる人とか、粉塵よけにしてました。テレタビーズとかパワーパフガールズとか、キャラものばっかりです。ポストペットのモモもいます
林：ポップだなー。SARSって深刻なはずなんだけど……浮かれてる。
大塚： 大人もしてましたから。台湾の人って、趣味がファンシーなのかもしれません。マスク以外でも、キャラクターグッズは、日本直輸入の本物も、偽モノも、入り乱れて売ってましたし。
林：Ｚくんもいけるかな？

大塚： で、これがホテルの隣にあった、ブランコカフェ。みんなゆれながらお茶してました。
林：お茶こぼすぞ。
大塚： けっこうはやってましたよ。
林：渋谷に「ザリガニカフェ」って店があったから、日本も50歩100歩かなあ。