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特集


エキサイティング火曜日
 
吹け!スポーツ吹き矢

ある日のデイリーポータルZ企画会議―。

「私、取材でけっこう歩き回ってるはずなのに、この1年で太っちゃったんですよー!」と、私の前の日の特集担当K氏が言う。

私はそのときは何も言わなかったが、密かに首肯していた。「そういえば・・・私も体重増えた・・・。」

ダイエットが急務となった。今までの経験と最近の傾向から、呼吸法に注目した私は、あるスポーツを体験しに行ったのだった。

(text by 乙幡啓子





的。けっこう隣との間隔が狭いが、大丈夫なんだろうか。
ずらっと並んだ「フキーヤー」達(すみません、勝手に命名)
吹き終わるたび、審判とともに採点し、集計所に持参。
これらトロフィーをかけて戦う。

いきなり全国大会に

「本日、5人目のパーフェクトが出ました!○○番レーン、○○番、○山○治さーん!」

大会の進行役の声が鳴り響いた。会場の人々がハタハタと拍手をする。パーフェクト、とは、的の真ん中の7点エリアに、5本全部命中することである。観客席から、「一度は(自分の名前を)呼ばれてみたいもんだねえ」と声がもれる。

いきなり始めて恐縮だが、今日はここ夢の島の東京スポーツ文化館で、日本スポーツ吹矢協会主催「第7回スポーツ吹矢全国大会」が開かれているというのでお邪魔したのだ。(※協会では「吹矢」と表記していますが、ここれは便宜上「吹き矢」で統一します)

もっとこじんまりした大会を想像していたら、とんでもなかった。選手、スタッフ、ギャラリー含め、600人以上の参加とのことで、ここBumB(ブンブ:東京スポーツ文化館の愛称)でもそろそろ手狭になってきたらしい。

しかし、やっていることが「吹き矢」なだけに、競技は淡々と進んでいく。「シュッ」「ポスッ」という音と共に。女子十二楽房のBGMと共に。

 

吹き矢競技の実際

ではまず、本日の競技方法を簡単に説明しよう。

・紅コート・白コートにわかれ、それぞれA〜Zまでレーンがある。競技者はラインに立ち、進行役の合図を待つ。
・「スタート!」の掛け声から3分の持ち時間の間に、5本の矢を放つ。
・それを予選で3ラウンド行い、決勝へ。合計点で競う。

簡単に説明できてしまった。つまり、競技は単純明快ということである。

2階席で見学しているうちに、いくつか気づいたことがある。

・選手は試合開始時、一礼する。
・選手は吹く前に、筒を両手で高々と持ち上げ、降ろし、それから吹く。
・立っているラインが違う選手がいる。

それらの疑問を、隣でくつろいでいた選手の方に聞いてみた。

高々と筒を上げる。
おごそかに上げる。
大胆に上げる。
そしてラインが違う手前の人。

 

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