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特集


フェティッシュの日曜日
 
30歳からのあみぐるみ

毛糸玉から毛糸の抜きかたから教えてもらう
糸の持ちかた。
指がつりそうな勢いで糸を持つ

しまった、インタビューにならない!

ニフティに移動しておたま制作を開始だ。

おたまの作り方の詳しい説明はおたまオフィシャルサイトに載っているので、実際に作るかたはそちらを参考にしてください。

おたまの作り方

毛糸の持ちかた、基本の編み方を習う。はじめに丸く編み、徐々に目を増やして大きくしてゆくのだが、ここでわかったのは

「編みものは数えることである」

ということだ。目の数を数え、いま自分がどこを編んでいるかを把握する必要があるのだ。

編みながら高宮さんにあみぐるみを始めたきっかけなど聞こうと思っていたのだが、話していると編み目がわからなくなってしまう。

「高宮さんが………、編みものを…………、はじめた……、あ、わかんなくなっちゃった!」

高宮さん「…………。」

話を聞きかけで止められた高宮さんも半笑いのまま、話していいのかどうか迷っている。すいません。

 

 

これが1段目
話が途中でおわって戸惑う高宮さん
親身の指導のもと、編みものは続く。
不安な気持ちで編んだ箇所が乱れている


人格が出るね

慣れるまで黙って編むことにした。

しかし、高宮さんの教え方はやさしい。同じことを何回も聞いても楽しそうに教えてくれる。「そうですそうです」と声をかけられるとうれしい。

はたして僕は人にものを教えるときにああいう態度をとれているだろうか。嫌味っぽく言ってないだろうか。いや、間違いなく言っているな。そんな不安が頭をよぎる。

で、あとから見ると不安なきもちで編んだ目が乱れているのだ。うわあ。「こんどハンバーグ食べよう」とか思いながら編んだところはきれいにできている。

気持ちの乱れが作品にでる。編みものもテキストもいっしょである。

 

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