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特集


エキサイティング火曜日
 
ひとりで行く日光

私の故郷から日光は近い。幼少の頃は、レジャーというと日光ばかり行っていたような気がする。

いろは坂を経て車酔いの果てにたどり着く日光を、私はまともに見た記憶があまりない。そのまま大人になってしまったが、日光ってどんな観光地だったのだろう。

折り合いをつけようと、ひとり日光へ電車で行ってきた。(text by 乙幡啓子



ヒュッテ?山間の駅。
世界遺産めぐりには変わりない。
問題の木々。
問題の建築物。

浅草から東武の特急スペーシアで約2時間で、山小屋風の、割と大きな駅舎の東武日光駅に着く。

さて、あの「どうかしちゃった」建築でも見に行こうと考える。東照宮である。親に連れられて、車酔いしながらしか見たことがないので、今日は今まで見えなかったものが見えるかもしれない。

「世界遺産めぐり」という名のバスに乗る。どこまで連れてってくれるのかと思うが、東照宮などが世界遺産であるため、市内を回るのみだ。

ワンマンバスだが、録音の女性のアナウンスが名所などを説明してくれる。「右手に見えますのが・・・」というやつだ。

そういった指図に関係なく、車窓からたまに面白いものが見える。

普通の住宅地の中から、ドーンドドドーンとすごい高さの木が何本か立っていた。あそこは一体どうなっているんだ。駅から東照宮までは地図ではそんなに離れていなかったから、帰りに見てきてやろう。

また、遠くの山のふもとに、お城風の異様な建物が見える。これはアナウンスにあったのだが、日本でおそらく最古の市庁舎が日光市役所だそうだ。しかしあれ市役所か。地元のちょっと変わった人が建てる豪邸かと思った。あれも、帰りに見てやろうと思う。

ああ、ひとりって気楽で身軽だ。


 

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