そして、駅で降りたときにはそれほどでもなかったのに、ここには人がうじゃうじゃいる。外国の人もたくさん。確かに、これ世界遺産じゃなくてもじゅうぶん面白い。日本の侘び・寂びのイメージからかけ離れたこういう建築群を見ると、なんだか元気が出るような、友達の意外な一面を見たような気分になる。
あの猿どもは・・・
例のあの有名人らは、今の私の目にはどのように映るのだろうか。
表門から入ってすぐの「神厩舎」という建物に、「見ざる言わざる聞かざる」発見。これは馬屋になっていて、白い「神の馬」がいらっしゃるところなのだ。知らなかった、「猿」の下に馬がいるとは。
馬屋の中をのぞく。薄暗い中に、白い馬がおとなしくたたずんでいた。説明書きによると、
「御神馬は、一日のうちこの厩舎で4時間奉仕しますが、それ以外の時間は近代的な厩舎および馬場で過ごしています。」
1日4時間勤務の、ちょっとうらやましい馬なのであった。
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